Indiebase編集部です。
2000年。20世紀最後の年を迎え、街では携帯電話が急速に普及し、PlayStation 2が発売。漫画の世界では『ONE PIECE』『HUNTER×HUNTER』が人気を集め、『NARUTO -ナルト-』『ヒカルの碁』『テニスの王子様』といった、その後の2000年代を代表する作品も次々と存在感を高めていました。
テレビでは『名探偵コナン』『GTO』『カードキャプターさくら』など人気漫画のアニメが放送され、10月には『犬夜叉』のテレビアニメもスタート。学校で昨日の漫画やアニメについて話したり、毎週発売される漫画雑誌を楽しみにしたりしていた人も多いのではないでしょうか。
今回は、2000年に連載されていた作品や、この年に大きな存在感を放っていた作品の中から、「2000年を代表する漫画10選」を厳選しました。あの頃夢中になった作品とともに、2000年の漫画シーンを振り返ってみましょう。
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1. ONE PIECE

作者:尾田栄一郎
海賊王を夢見るモンキー・D・ルフィが、仲間たちとともに「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求めて海を冒険する漫画。1997年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、1999年にはテレビアニメもスタートしました。
2000年の原作では、東の海での冒険を終えたルフィたちが、いよいよ偉大なる航路(グランドライン)へ。2月発売の第12巻ではローグタウンからグランドラインへの旅立ちが描かれ、その後の壮大な冒険につながる時期を迎えていました。今では国民的作品となった『ONE PIECE』が、大きく世界を広げ始めていた時代です。
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2. HUNTER×HUNTER

作者:冨樫義博
父親を探すためハンターとなった少年ゴン=フリークスが、キルア、クラピカ、レオリオら仲間たちとともに未知の世界へ挑んでいく冒険漫画。1998年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、1999年にはテレビアニメ化されました。
2000年は、シリーズ屈指の人気を誇るヨークシン編が展開されていた時期。幻影旅団とクラピカを中心に、地下競売をめぐる緊張感あふれる物語が繰り広げられます。それまでの少年漫画らしい冒険から、よりダークで複雑な物語へ。『HUNTER×HUNTER』という作品の奥深さを強烈に印象づけた時期でした。
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3. NARUTO -ナルト-

作者:岸本斉史
忍者の里・木ノ葉隠れを舞台に、落ちこぼれ忍者だったうずまきナルトが「火影」を目指して成長していく忍者漫画。1999年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、2000年はまだ物語が動き始めたばかりの時期でした。
ナルト、サスケ、サクラ、カカシによる第七班の任務や、強敵との戦いを通して少年たちが成長していく序盤の物語が進行。その後、世界的な人気作品へと成長する『NARUTO -ナルト-』が、ジャンプの新世代を担う作品として走り始めていた時代です。
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4. 名探偵コナン

作者:青山剛昌
謎の組織によって身体を小さくされた高校生探偵・工藤新一が、「江戸川コナン」と名乗り、さまざまな難事件に挑む推理漫画。1994年に『週刊少年サンデー』で連載が始まり、1996年からテレビアニメも放送されていました。
2000年にはすでに漫画・アニメともに幅広い世代から支持される人気シリーズへと成長。劇場版第4作『瞳の中の暗殺者』も公開されました。毎週テレビでコナンを観て、原作漫画も読んでいたという人にとって、2000年前後を象徴する作品のひとつでしょう。
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5. 犬夜叉

作者:高橋留美子
現代に暮らす中学生・日暮かごめが戦国時代へタイムスリップし、半妖の少年・犬夜叉とともに「四魂の玉」のかけらを探す冒険漫画。妖怪との戦いに加え、犬夜叉とかごめ、桔梗をめぐる人間ドラマも大きな魅力です。
1996年から『週刊少年サンデー』で連載されていた本作は、2000年10月16日にテレビアニメの放送がスタート。V6が歌う「CHANGE THE WORLD」とともに始まったアニメをきっかけに作品を知った人も多いはず。2000年代を代表する人気作品へと飛躍する大きな節目となった年でした。
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6. ヒカルの碁

原作:ほったゆみ / 漫画:小畑健 / 監修:梅沢由香里
平凡な小学生・進藤ヒカルが、平安時代の天才棋士・藤原佐為の霊と出会ったことから囲碁の世界へ足を踏み入れていく青春漫画。天才少年・塔矢アキラとの出会いをきっかけに、ヒカル自身も棋士として成長していきます。
1999年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、2000年にはヒカルが囲碁の世界へ本格的にのめり込んでいく物語が展開されていました。「囲碁」という一見難しそうな題材を少年漫画として描き、多くの読者を夢中にさせた作品。後に子どもたちの囲碁への関心を大きく広げていきます。
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7. テニスの王子様

作者:許斐剛
アメリカのジュニア大会で実績を残した天才テニス少年・越前リョーマが、名門・青春学園中等部テニス部へ入部し、全国大会を目指して戦うスポーツ漫画。手塚国光、不二周助、菊丸英二、海堂薫ら個性的な選手たちとの出会いも大きな魅力です。
1999年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、単行本第1巻が発売されたのは2000年1月。地区予選や不動峰との戦いなどが描かれ、リョーマと青学メンバーの人気が急速に高まっていった時期でした。後の大規模な「テニプリ」ブームへつながっていく原点です。
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8. バガボンド

漫画:井上雄彦 / 原作:吉川英治
吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作に、剣の道を歩む宮本武蔵の生涯を井上雄彦が描く歴史漫画。「天下無双」を求める武蔵が数々の剣豪と出会い、戦いを通じて「強さとは何か」を問い続けていきます。
1998年に『モーニング』で連載が始まり、2000年にも人気連載として物語が展開。圧倒的な画力で描かれる剣戟と、武蔵の内面へ深く踏み込んだ物語は、少年漫画とは違った漫画の魅力を読者に見せました。『SLAM DUNK』の井上雄彦が描く新たな代表作として注目を集めていた時代です。
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9. GTO

作者:藤沢とおる
元暴走族の鬼塚英吉が教師となり、問題を抱える生徒たちと真正面からぶつかっていく学園漫画。常識外れの方法で学校の問題を解決していく鬼塚の破天荒な行動と、その裏にある熱い人間性が人気を集めました。
漫画だけでなく、1998年のテレビドラマ化によって社会現象級の知名度を獲得。1999年から始まったテレビアニメも2000年9月まで放送されており、2000年前後には漫画・ドラマ・アニメを通して多くの人に知られる作品となっていました。「こんな先生がいたら」と思わせる鬼塚のキャラクターは、当時の漫画シーンを象徴する存在のひとつです。
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10. カードキャプターさくら

作者:CLAMP
小学4年生の木之本桜が、魔法のカード「クロウカード」を回収するため「カードキャプター」となり、不思議な事件に立ち向かうファンタジー漫画。大道寺知世や李小狼、ケルベロスなど個性的なキャラクターとの関係も人気を集めました。
1996年から『なかよし』で連載されていた原作は、2000年7月号で完結。1998年から放送されていたテレビアニメも2000年に最終回を迎え、同年には劇場版『カードキャプターさくら 封印されたカード』も公開されました。まさに2000年に大きな節目を迎えた、少女漫画・アニメを代表する作品です。
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2000年、あなたはどの漫画を読んでいましたか?
『ONE PIECE』はグランドラインへ、『HUNTER×HUNTER』ではヨークシン編が展開され、『NARUTO -ナルト-』『ヒカルの碁』『テニスの王子様』といった次世代の人気作品も走り始めていました。一方、『犬夜叉』はテレビアニメ化され、『カードキャプターさくら』は原作・アニメともに大きな節目を迎えています。
毎週楽しみにしていた漫画雑誌、学校で友達と話した好きなキャラクター、テレビの前で観ていたアニメ。2000年という年を振り返ると、作品の内容だけでなく、その漫画を読んでいた頃の自分まで思い出す人もいるのではないでしょうか。あなたにとっての「2000年を代表する漫画」も、ぜひ思い出してみてください。
(文:Indiebase編集部)
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