こんにちは、CHAPATAです。 第7回で紹介するのは、まだ発売前でありながら、そのあまりにも過剰なビジュアルで私の「怪作アンテナ」をへし折る勢いで刺激してきた期待の新作、『HABROMANIA』。
タイトルの「ハブロマニア」とは、医学用語で「患者が常に幸福な妄想に耽るタイプの精神錯乱」を指します。 ……この時点で、もう嫌な予感(褒め言葉)しかしませんよね。

網膜が悲鳴をあげる「色彩の暴力」
スクリーンショットを一目見てください。 これまで紹介してきた1bitやローポリのホラーとは真逆の、彩度を限界まで振り切った極彩色の世界。 不自然なまでに鮮やかなネオン、歪んだパース、そして脈動するような幾何学模様。 本作は「視覚的な過負荷(オーバーロード)」を意図的に引き起こそうとしています。 「綺麗」と「気持ち悪い」の境界線が完全に崩壊していて、見ているだけで三半規管がシェイクされるような感覚。これこそが本作の狙いなのでしょう。

「幸せ」という名の恐怖
多くのホラーゲームは「闇」や「静寂」で恐怖を演出します。 しかし『HABROMANIA』はその逆を行く。 逃げ場のない「光」と、強制的な「多幸感」でプレイヤーを追い詰めてくるんです。 楽しげな音楽が不協和音に変わり、鮮やかな花々が肉塊のように蠢き始める。 恐怖とは暗闇にあるのではなく、「自分の認識が、都合よく美しく書き換えられてしまうこと」にあるのだと。 この「幸福な狂気」に一度足を踏み入れれば、何が現実で、何が脳の見せている幻覚なのか、判別する術は失われます。

2026年、最も「美しいバッドトリップ」になる予感
本作は、一人称視点のサイケデリック・ホラーとして、精神の内面を旅する体験を重視しているようです。 パズルや探索の要素もあるようですが、それらすべては「この異常な世界観に浸るためのスパイス」に過ぎない気がしています。 理屈やストーリーを追うのではなく、ただそこに身を置き、網膜と脳が情報の濁流に飲み込まれるのを楽しむ。 これはゲームという形態を借りた、一種の「デジタル・ドラッグ」の完成形なのかもしれません。

正気でいたいなら、近づくな。
『HABROMANIA』は、おそらくプレイヤーを選ぶ作品です。 色彩過敏な人や、安定した精神状態を保ちたい人には、猛毒でしかないでしょう。 けれど、私たちは知っています。本当にヤバいものは、いつだって毒々しく、そして抗いようもなく美しいということを。 発売日はまだ先ですが、私はすでにこの「幸せな地獄」に予約席を確保しています。 皆さんも、脳を焼かれる準備はできていますか? 一緒に、笑顔のまま狂いましょう。
『HABROMANIA』Steamページはこちら:
https://store.steampowered.com/app/3677050/HABROMANIA/
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出典: Steam ストアページ
