Ultima Thule Labsが開発する一人称視点の心理ホラー『The Apartment』が、2026年内の発売に向けて開発中だ。現在Steamでウィッシュリスト登録を受け付けている。
引っ越してきたのは、ごく普通のアパート。荷ほどきをして、決まった生活リズムで暮らし始めると、隣人が挨拶に来る。礼儀正しく、気が利く人物に見える。ただ、少し気が利きすぎている。届いた荷物のことを知っていて、「分けてほしい」と言ってくる。最初は冗談のように聞こえる。
夜は静かなのに、昼間は落ち着かない。やがて隣人は怒り始め、サイレンが静寂を破り、カウントダウンが始まる。1秒ごとに状況が変わっていく中で、隣人の期待を裏切らないように立ち回るのか、それともアパートで何が起きているのかを探るのか。選択によっては、この場所の一部になってしまう結末もあるという。
舞台はアパートの1か所だけだが、同じ場所が現実的な姿と、シュールな姿とを行き来する。部屋のルールが変わり、見慣れたはずの空間が信用できなくなっていく。ゲームの中心になるのは、周囲を観察すること、パターンに気づくこと、そして自分の住まいなのに少しずつ主導権を失っていく感覚だ。
パズルを解く要素や、制限時間内にコードを解読する場面も用意され、映像はアナログホラーやVHSを思わせる質感で統一されている。エンディングは複数あり、すべてで生き延びられるわけではないという。




「ここは自分の家」と思っていた場所が、いつのまにか自分のものではなくなっている。その感覚をじわじわと味わわせる一作になりそうだ。ホラーゲームファンは、ぜひウィッシュリストに登録しておきたい。
■Steamストアページ
store.steampowered.com/app/4333430/The_Apartment/
