Indiebase編集部です。
ゲームをクリアした後も、頭の中で流れ続けるメロディー。戦闘中に響く熱いロック、冒険を彩る壮大なオーケストラ、静かな街に流れる切ないピアノ。優れたゲーム音楽には、映像や物語と結びつき、プレイヤーの記憶に深く刻まれる特別な力があります。
ゲーム音楽の魅力は、単に楽曲の完成度が高いことだけではありません。プレイヤーの行動によって音楽が変化したり、物語の重要な場面で同じ旋律が異なる意味を持ったりと、ゲームならではの表現も数多く存在します。
今回は、Steamでプレイできる作品の中から、音楽の完成度やゲームとの一体感、サウンドトラックとしての魅力などを基準に、「音楽がすごいゲームおすすめ20選」を厳選して紹介します。
1. SILENT HILL 2

亡き妻から届いた手紙に導かれ、霧に包まれた街「サイレントヒル」を訪れたジェイムス・サンダーランド。異形の怪物が徘徊する街を探索しながら、自身の過去と向き合っていくサイコロジカルホラーです。Steamでは、2001年の名作を現代の技術で再構築したリメイク版を楽しめます。
音楽を手がける山岡晃氏は、不安をかき立てるインダストリアルサウンドと、美しく切ないメロディーを融合。特に「Theme of Laura」は、ホラーゲームの枠を超えて愛される名曲です。恐怖だけでなく、孤独や喪失感まで音楽で表現した、ゲームサウンドトラックの最高峰と呼びたい作品です。
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2. NieR:Automata

人類が月へと退避した遠い未来。アンドロイド部隊「ヨルハ」に所属する2Bと9Sが、機械生命体に支配された地球で戦うアクションRPG。荒廃した都市や砂漠、遊園地などを探索しながら、生命や感情の意味に迫る物語が展開します。
岡部啓一氏を中心としたMONACAの作曲陣による音楽は、幻想的な歌声とオーケストラ、電子音楽を組み合わせた独特のサウンドが特徴です。「Weight of the World」をはじめ、物語と深く結びついた楽曲が数多く登場。ゲームを終えた後に聴くと、さまざまな場面の感情がよみがえります。
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3. ペルソナ5 ザ・ロイヤル

東京の高校に転校してきた主人公が、仲間たちと「心の怪盗団」を結成し、悪人たちの歪んだ欲望を盗むジュブナイルRPG。昼間は高校生活を送り、放課後には異世界のダンジョンへ潜入する、日常と非日常を行き来するゲームです。
目黒将司氏による音楽は、ジャズやファンク、ポップスを融合させたスタイリッシュなサウンドが魅力。戦闘曲「Last Surprise」をはじめ、街を歩くときのBGMまで強い個性を持っています。ゲームをプレイしていない時間にも聴きたくなる楽曲が揃った作品です。
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4. UNDERTALE

モンスターたちが暮らす地下世界に落ちた人間の子どもが、地上への帰還を目指すRPG。敵を倒すだけでなく、会話や行動によって戦闘を回避できる独自のシステムが特徴です。プレイヤーの選択によって、物語も大きく変化します。
開発者のToby Fox氏が作曲した音楽は、シンプルな音色と印象的なメロディーが魅力。「MEGALOVANIA」をはじめ、ゲーム音楽として広く知られる名曲が数多く登場します。同じ旋律を異なる場面で使用する演出も巧みで、音楽そのものが物語を語っているような体験を味わえます。
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5. FINAL FANTASY VII

巨大企業・神羅カンパニーが支配する都市ミッドガル。元ソルジャーを名乗る青年クラウドが、反神羅組織の活動をきっかけに、星の命運を左右する壮大な戦いへと巻き込まれていくRPGです。個性的な仲間たちとの冒険や、衝撃的な物語展開で知られる名作です。
植松伸夫氏が手がけた音楽は、ゲーム音楽の歴史を代表する名曲の宝庫。荘厳なコーラスが印象的な「片翼の天使」や、切ない旋律の「エアリスのテーマ」など、今なお愛される楽曲が揃っています。オーケストラコンサートでも演奏され続ける、ゲーム音楽の金字塔です。
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6. クロノ・トリガー

少年クロノが、幼なじみのルッカが発明した装置をきっかけに、時空を超える冒険へと旅立つRPG。原始時代、中世、未来など、さまざまな時代を行き来しながら、世界の運命を変えるために仲間たちと戦います。
光田康典氏を中心に制作された音楽は、時代ごとに異なる雰囲気を見事に表現しています。「風の憧憬」や「時の回廊」など、ゲーム音楽ファンに長く愛される名曲も多数。時間旅行というテーマと音楽が深く結びついた、RPGサウンドトラックの傑作です。
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7. Hollow Knight

かつて栄華を誇った地下王国「ハロウネスト」を舞台に、小さな騎士が広大な迷宮を探索する2Dアクションアドベンチャー。忘れ去られた都市や危険な洞窟、美しい庭園などを巡りながら、王国の過去を少しずつ解き明かしていきます。
Christopher Larkin氏による音楽は、ピアノや弦楽器を中心とした幻想的なサウンドが魅力。静かな探索中には孤独や哀愁を感じさせ、激しいボス戦では壮大な音楽が戦いを盛り上げます。滅びた王国の世界観を音楽で表現した、インディーゲーム屈指の名作です。
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8. Celeste

少女マデリンが、自分自身の弱さや不安と向き合いながら、険しいセレステ山の頂上を目指す高難度アクションゲーム。ジャンプや空中ダッシュを駆使して難所を突破していくゲームプレイと、繊細なストーリーが特徴です。
Lena Raine氏による音楽は、ピアノとシンセサイザーを組み合わせた美しい電子音楽。静かな不安から力強い希望まで、主人公の感情の変化を丁寧に表現しています。困難なステージに何度も挑戦するプレイヤーを励ますような楽曲が印象的です。
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9. 風ノ旅ビト

広大な砂漠に目覚めた旅人となり、遠くにそびえる山を目指すアドベンチャーゲーム。言葉による説明を極力排除し、砂漠や遺跡、雪山を進みながら、世界に残された文明の痕跡をたどっていきます。
Austin Wintory氏が手がけた音楽は、チェロを中心とした美しいオーケストラが特徴。旅の進行に合わせて音楽が変化し、静かな探索から壮大なクライマックスへとつながっていきます。サウンドトラックはグラミー賞にもノミネートされ、ゲーム音楽の芸術性を広く知らしめました。
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10. DOOM

火星の研究施設を舞台に、地獄から現れた悪魔の軍勢と戦うハイスピードFPS。プレイヤーはドゥームスレイヤーとなり、銃火器や近接攻撃を駆使して次々と敵を撃破していきます。立ち止まることを許さない、攻撃的なゲームデザインが特徴です。
Mick Gordon氏による音楽は、重低音の効いたギターとシンセサイザーを組み合わせたインダストリアル・メタル。「BFG Division」をはじめとする激しい楽曲が戦闘と一体化し、圧倒的な爽快感を生み出しています。ヘヴィメタル好きにもおすすめしたいサウンドトラックです。
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11. 大神 絶景版

日本神話や昔話をモチーフにした世界を舞台に、白い狼の姿をした太陽神アマテラスが、闇に覆われた大地を救うため旅をするアクションアドベンチャー。水墨画のようなグラフィックと、筆で線を描いて不思議な力を発揮する「筆しらべ」が特徴です。
音楽は、日本の伝統楽器や和風の旋律を生かした壮大なサウンドが魅力。特に「太陽は昇る」は、力強いリズムと高揚感あふれるメロディーが印象的な名曲です。穏やかな村の音楽から激しい戦闘曲まで、日本的な美しさを感じさせる楽曲が作品を彩ります。
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12. Hades

ギリシャ神話の冥界を舞台に、冥王ハデスの息子ザグレウスが地上への脱出を目指すローグライクアクション。挑戦するたびに構造が変化するダンジョンを進み、オリンポスの神々から力を借りながら戦います。
Darren Korb氏による音楽は、地中海風の弦楽器とロックを融合させた独特のサウンドが特徴。激しい戦闘を盛り上げる楽曲から、美しいボーカル曲「Good Riddance」まで、幅広い音楽を楽しめます。神話の世界観と現代的なロックが見事に調和した作品です。
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13. Cuphead

1930年代のアメリカンアニメーションを思わせる手描きグラフィックが特徴の高難度アクションゲーム。カップの頭を持つカップヘッドとマグマンが、悪魔との契約によって生じた問題を解決するため、個性豊かなボスたちに挑みます。
Kristofer Maddigan氏による音楽は、ビッグバンドジャズやラグタイムなど、1930年代の音楽文化を取り入れた本格的なサウンド。華やかな管楽器と軽快なリズムが、昔ながらのカートゥーンの世界を彩ります。ジャズ好きにもおすすめしたい、ゲーム音楽の傑作です。
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14. DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT

謎の現象によって分断されたアメリカを舞台に、配達人サム・ポーター・ブリッジズが各地へ物資を届け、人々のつながりを取り戻していくアクションアドベンチャー。険しい山岳地帯や荒野を越えて荷物を運ぶ、独特のゲームプレイが特徴です。
Ludvig Forssell氏による劇伴に加え、アイスランドのバンドLow Roarなどの楽曲が印象的に使用されています。長い道のりを歩き続けた先で音楽が流れる瞬間は、ゲームならではの特別な体験。孤独な旅の風景と繊細な歌声が重なり、深い感動を生み出します。
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15. The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition

広大なファンタジー世界「スカイリム」を自由に冒険するオープンワールドRPG。プレイヤーはドラゴンの力を宿す「ドラゴンボーン」として、世界を脅かす存在に立ち向かいます。数多くのクエストやダンジョン探索など、自由度の高い冒険が魅力です。
Jeremy Soule氏による音楽は、壮大なオーケストラと神秘的なアンビエントが融合したサウンド。「Dragonborn」の力強い合唱から、雪山や森を歩く時間を彩る静かな楽曲まで、ファンタジー世界への没入感を高めてくれます。作業用BGMとしても楽しみたいサウンドトラックです。
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16. Ori and the Blind Forest: Definitive Edition

美しい森「ニブル」を舞台に、精霊のオリが失われた光を取り戻すため冒険する2Dアクションゲーム。幻想的なグラフィックと滑らかなアニメーション、家族の絆や別れを描いた感動的な物語が特徴です。
Gareth Coker氏による音楽は、繊細なピアノや弦楽器、壮大なオーケストラを組み合わせた美しいサウンド。静かな探索から緊迫した場面まで、森の神秘的な雰囲気と物語の感情を見事に表現しています。映像と音楽が一体となった、芸術性の高いアクションゲームです。
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17. Sayonara Wild Hearts

失恋によって心を傷つけられた少女が、夢のような世界で冒険を繰り広げるアーケードゲーム。バイクやスケートボードに乗り、ダンスバトルやシューティングなど、次々と変化するステージを駆け抜けます。鮮やかなネオンカラーとスタイリッシュな映像が特徴です。
本作は「ポップアルバムビデオゲーム」をコンセプトに制作されており、ポップミュージックに合わせて映像やアクションが展開します。音楽が単なるBGMではなく、ゲームそのものを形作っている作品。サウンドトラックを一枚のアルバムとして楽しめる完成度です。
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18. Red Dead Redemption 2

1899年のアメリカを舞台に、無法者集団の一員アーサー・モーガンとして生きるオープンワールドアクション。文明化が進み、アウトローたちの時代が終わろうとする中、仲間との絆や自らの生き方に向き合っていきます。
Woody Jackson氏らによる劇伴は、西部劇らしいギターや弦楽器を生かした重厚なサウンドが特徴。さらに、D’Angeloによる「Unshaken」など、物語の重要な場面で流れる歌唱曲も大きな魅力です。広大な自然の中を馬で進む時間と音楽が重なり、深い没入感を生み出しています。
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19. Clair Obscur: Expedition 33

毎年、謎の存在「ペイントレス」が描く数字と同じ年齢の人々が消滅する世界。次の数字が「33」となる年、主人公ギュスターヴたちは死の連鎖を終わらせるため、遠征隊として旅立ちます。幻想的な世界観と、リアルタイム操作を組み合わせたターン制バトルが特徴のRPGです。
Lorien Testard氏による音楽は、壮大なオーケストラと繊細なピアノ、情感豊かな歌声を組み合わせた圧巻のサウンド。静かな場面から激しい戦闘まで、音楽が物語の感情を大きく高めてくれます。近年のゲーム音楽を代表する作品として外せない一本です。
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20. Hi-Fi RUSH

ロックスターを夢見る青年チャイが、巨大企業の実験によって音楽プレイヤーを胸に埋め込まれ、世界のあらゆるものがビートに合わせて動く能力を手に入れるリズムアクションゲーム。仲間たちと協力しながら、企業の陰謀に立ち向かいます。
本作最大の魅力は、音楽とゲームプレイが完全にシンクロしていること。敵の攻撃や背景の動き、プレイヤーのアクションまで、あらゆる要素がビートに合わせて展開します。オリジナルのロックサウンドに加え、実在のロックバンドの楽曲も使用されており、体全体でリズムを感じながら楽しめる作品です。
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音楽がすごいゲームはどれから遊ぶのがおすすめ?
ゲーム音楽の魅力をじっくり味わいたいなら、『SILENT HILL 2』『NieR:Automata』『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』がおすすめです。恐怖と美しさが共存するサウンド、幻想的な歌声と物語の融合、スタイリッシュなジャズなど、それぞれ異なる音楽体験を楽しめます。
インディーゲームから選びたい人には、『UNDERTALE』『Hollow Knight』『Celeste』がおすすめ。音楽とゲームプレイの一体感を重視するなら、『Sayonara Wild Hearts』『Hi-Fi RUSH』『風ノ旅ビト』も外せません。
ゲーム音楽の魅力を存分に楽しもう
ゲーム音楽は、単なるBGMではありません。プレイヤーの感情を揺さぶり、物語の重要な場面を印象づけ、ときにはゲームそのものの魅力を決定づける重要な要素です。恐怖を表現する不協和音から、冒険を彩るオーケストラ、日常を彩るポップスまで、その表現方法は作品によって大きく異なります。
今回紹介した20作品は、いずれも音楽の完成度が高く、ゲームをプレイした後も繰り返し聴きたくなる名曲を持っています。お気に入りの作品を見つけたら、サウンドトラックを通じて、もう一度その世界を旅してみるのもおすすめです。
(文:Indiebase編集部)
