GAME

故郷をハンマーで破壊する異色のアドベンチャー『Virtue and a Sledgehammer』本日発売。建物を壊すたび、封じ込めた過去の記憶が蘇る

インディーゲーム開発スタジオDeconstructeamとSelkie Harbourが手がけるアクションアドベンチャー『Virtue and a Sledgehammer』が、2026年10月28日にPC(Steam)向けに発売された。パブリッシャーはDevolver Digital。日本語にも対応している。

本作は、生まれ育った故郷に戻り、巨大なハンマーで街を破壊していく異色の物語体験だ。建物を壊し、かつての住民を模したアンドロイドと戦いながら、自分自身の過去と向き合っていく。

生まれ育った街を、巨大なハンマーで破壊する

『Virtue and a Sledgehammer』の舞台は、主人公が幼少期を過ごした山間の故郷。かつて人々が暮らしていた街には、住民たちの人格や記憶をデジタル化したアンドロイドが徘徊している。

プレイヤーが手にするのは、約9kgもの巨大なスレッジハンマーだ。

道を塞ぐ壁や建物を破壊し、自ら新しい道を切り開きながら、荒廃した街を探索していく。襲いかかるアンドロイドとの戦闘でも、頼りになるのはこのハンマーだけだ。

しかし、本作の目的は単に街を破壊することではない。

かつて暮らしていた家や思い出の場所を壊すたび、主人公の過去が少しずつ明らかになっていく。そこには温かな記憶だけでなく、長年心の奥に押し込めてきた苦痛やトラウマも眠っている。

壊すことで過去と向き合う。家族と故郷を描く重厚な物語

本作は、破壊アクションと物語を組み合わせた作品だ。

探索の途中には映画的な演出を取り入れたインタラクティブなシーンが挿入され、主人公の恐怖や願望、家族との複雑な関係が描かれる。

物語の中心にあるのは、家族、伝統、そして自分が生まれ育った場所に居場所を見いだせなくなる感覚だ。

故郷は本来、安心できる場所であるはずだ。しかし、そこで過ごした時間が必ずしも幸福なものだったとは限らない。

街を壊す行為は、過去への怒りをぶつける手段であると同時に、自分自身を理解するための行為でもある。すべてを破壊した先に救いがあるのか、それとも傷を深めるだけなのか。プレイヤーはハンマーを振るいながら、その答えを探していく。

『The Cosmic Wheel Sisterhood』開発元が手がける新作

開発を担当するDeconstructeamは、『The Red Strings Club』や『The Cosmic Wheel Sisterhood』など、独創的な世界観と人間の感情を掘り下げる物語で知られるインディースタジオだ。

本作ではSelkie Harbourと共同開発を行い、これまで得意としてきた物語表現に、物理的な破壊アクションを組み合わせている。

開発チームは本作を、スレッジハンマーを持ったウォーキングシミュレーターと表現。敵を倒す爽快感だけでなく、何かを壊すという行為そのものが持つ意味を問いかける作品となっている。

『Virtue and a Sledgehammer』は、2026年10月28日にPC(Steam)向けに発売。日本語にも対応しており、無料体験版も公開されている。

Steamストア:
https://store.steampowered.com/app/3743260/Virtue_and_a_Sledgehammer/

RANKING
DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
RECOMMEND

関連記事

PAGE TOP