巨大な警察官が街を見下ろし、住民たちの行動を監視している。そんな不条理な世界からの脱出を目指すアドベンチャーゲーム『Militsioner』の無料デモ版が、PC(Steam)向けに配信されている。開発はTALLBOYS、販売はCRITICAL REFLEXが担当。製品版は2027年にPC(Steam)およびXbox Series X|S向けに発売予定だ。
本作は、身に覚えのない罪で逮捕された主人公が、巨大な警察官の監視をかいくぐりながら街からの脱出を目指す一人称視点のステルスアドベンチャー。最大の特徴は、街を見下ろす巨大警官が単なる敵ではなく、感情を持った存在であること。怒らせたり、喜ばせたり、騙したり、さらには恋に落としたりと、さまざまな方法で警官に働きかけることができる。
街を見下ろす巨大警官。すべての行動が監視される不条理な世界
主人公は、これまで目立ったことなど何もしてこなかった、ごく普通の人物。しかし、ある日突然、身に覚えのない罪で逮捕されてしまう。理不尽な状況から逃れるため、主人公は街からの脱出を決意する。
ところが、この街にはとんでもない存在が居座っていた。建物をはるかに超える巨大な警察官「ミリッショナー」だ。街の中心から住民たちを見下ろし、怪しい行動がないか常に監視している。プレイヤーが不審な行動を取れば、巨大な手が伸びてくることもある。
脱出するためには、街の住民と交流したり、建物の内部を探索したりしながら、さまざまな手段を試す必要がある。正面から警官に立ち向かうのではなく、監視の隙を突いたり、周囲の環境を利用したりと、自由な発想が求められる。


警官を怒らせるも、恋に落とすも自由。行動によって変化する脱出劇
本作のユニークな要素が、巨大警官との関係性だ。
警官には独自の感情があり、プレイヤーの行動によって反応が変化する。怒らせて注意を引くことも、機嫌を取って警戒を緩めることも可能。さらには警官を騙したり、好意を抱かせたりすることもできるという。
街の住民たちとの関係も重要だ。例えば、列車の運転士と協力して脱出を試みた結果、計画が失敗して運転士が負傷してしまうこともある。一方、駅で仕事を得るなど別の方法を選べば、異なる結果につながる。
こうした行動の結果は街に記憶され、次の脱出にも影響する。巨大警官もプレイヤーの過去の行動を覚えており、繰り返し挑戦するなかで反応を変えていく。
決められた正解を探すのではなく、さまざまな方法を試しながら自分だけの脱出ルートを見つけていく、自由度の高いゲームシステムが特徴となっている。


Steamで無料デモ配信中。製品版は2027年発売予定
『Militsioner』の無料デモ版は、2026年10月8日にSteamで配信開始された。
デモ版では、製品版の第1幕にあたるエリアを探索可能。地下の下水道から建物の屋上まで、さまざまな場所を自由に歩き回りながら、巨大警官の監視を避けて脱出を目指すことができる。
Steamではデモ版に260件以上のユーザーレビューが寄せられ、その98%が好評とする「非常に好評」の評価を獲得している(記事執筆時点)。
製品版は2027年にPC(Steam)およびXbox Series X|S向けに発売予定。Xbox Game Passへの対応も発表されている。
街を見下ろす巨大警官という強烈なビジュアルと、プレイヤーの行動によって変化する自由度の高い脱出システムを組み合わせた『Militsioner』。不条理な世界観を持つゲームや、試行錯誤を楽しむステルスアドベンチャーが好きな人は注目したい作品だ。
Steamストア:
https://store.steampowered.com/app/1373530/Militsioner
