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日本ゲーム大賞「ブレイクスルー賞」とは?『PRAGMATA』受賞、歴代作品を紹介

Indiebase編集部です。

『8番出口』『Clair Obscur: Expedition 33』、そして『PRAGMATA』。既存のジャンルやゲームシステムに新たな発想を持ち込み、ゲームの可能性を切り拓いた作品を評価する「ブレイクスルー賞」。

2026年の日本ゲーム大賞では、カプコンのSFアクションアドベンチャー『PRAGMATA(プラグマタ)』がブレイクスルー賞を受賞しました。

『PRAGMATA(プラグマタ)』

今回は、「ブレイクスルー賞」とはどのような賞なのか。2024年の創設から選ばれてきた歴代受賞作品とともに紹介します。

日本ゲーム大賞「ブレイクスルー賞」とは?

ブレイクスルー賞は、日本ゲーム大賞の年間作品部門に2024年から設けられた賞です。独創的なアイデアや挑戦によって、新しいジャンルやゲーム性を生み出した作品を対象としており、第1回にはKOTAKE CREATEの『8番出口』が選ばれました。

これまでの受賞作は、『8番出口』『Clair Obscur: Expedition 33』『PRAGMATA』の3作品。インディーゲームから大手メーカーのタイトルまで、開発規模を問わない顔ぶれとなっています。

では、歴代の受賞作品を振り返ってみましょう。

ブレイクスルー賞 歴代受賞作品


2024年『8番出口』

開発:KOTAKE CREATE
発売日:2023年11月29日

無限に続く地下通路を歩きながら「異変」を探し、8番出口からの脱出を目指すウォーキングシミュレーター。
ルールは「異変がなければ進む」「異変を見つけたら引き返す」という極めてシンプルなもの。それでも同じように見える地下通路を繰り返し歩くうちに、看板や防犯カメラ、通行人など、あらゆるものが怪しく見えてきます。
日本ゲーム大賞では、閉鎖された地下通路と「異変に気づく」というシンプルなルールから独創的なゲーム体験を生み出した点などが評価され、初代ブレイクスルー賞を受賞しました。
その後は『8番出口』に影響を受けた作品が数多く登場し、「異変探し」「8番出口ライク」と呼ばれるゲームが広がっていきます。一作品のアイデアが新たな潮流へ発展したという意味でも、ブレイクスルー賞を象徴するタイトルです。
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2025年『Clair Obscur: Expedition 33』

開発:Sandfall Interactive
発売元:Kepler Interactive
発売日:2025年4月24日

ベル・エポック期のフランスから着想を得た幻想的な世界を舞台に、遠征隊の旅を描くRPGです。
最大の特徴は、伝統的なターン制RPGにリアルタイム操作を取り入れた戦闘システム。敵の攻撃に合わせた回避やパリィ、フリーエイムなどが要求され、コマンドを選択するだけでは終わらない緊張感のあるバトルを実現しています。
公式ではこのシステムを「リアクティブ・ターンベースRPG」と表現。ターン制RPGとリアルタイムアクションを融合させたゲーム性などが評価され、2025年のブレイクスルー賞に選ばれました。
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2026年『PRAGMATA』

開発・発売:カプコン
2026年のブレイクスルー賞に選ばれたのが、カプコンの『PRAGMATA』です。
舞台は月面。調査員のヒューとアンドロイドの少女ディアナが協力し、地球への帰還を目指すSFアクションアドベンチャーです。
特徴となるのが、「ハッキング」と「射撃」を組み合わせた戦闘システム。ディアナのハッキングによって敵の装甲を解除し、ヒューの武器で弱点を攻撃するという二つの操作を組み合わせて戦います。
CESAは、こうしたマルチタスクによる独特の緊張感と達成感、パズルとアクションを融合させたゲームデザインなどを評価。さらに『PRAGMATA』は、同年の年間作品部門「優秀賞」にも選出されています。
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「新しい遊び」を評価する賞

わずか3年ながら、受賞作品を並べると興味深い違いが見えてきます。

個人開発から始まり大きなブームを巻き起こした『8番出口』、フランスの新興スタジオが手掛けた『Clair Obscur: Expedition 33』、そしてカプコンによる大型タイトル『PRAGMATA』。開発規模もジャンルも大きく異なります。

2026年には、クリエイターの視点から独創性を評価してきた「ゲームデザイナーズ大賞」が終了しました。ブレイクスルー賞は審査方法や成り立ちが異なる賞ですが、今後どのような作品が選ばれていくのか注目です。

⁠日本ゲーム大賞 公式サイト:
https://awards.cesa.or.jp/

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