映画レーベルNOTHING NEWによる初の長編アニメーション『我々は宇宙人』の〈平成版予告〉が解禁された。本作は第79回カンヌ国際映画祭監督週間でのワールドプレミア上映、アヌシー国際アニメーション映画祭2026長編コンペティション部門への選出を果たすなど、公開前から世界的な注目を集めている作品だ。
主人公の内気な少年・翼と、人気者で特別な存在の暁太郎。二人の声を担当するのは坂東龍汰と岡山天音で、ほかに小夏役に山﨑天(櫻坂46)、バタ原役に松井ケムリ(令和ロマン)が参加している。
今回解禁された〈平成版予告〉は、翼と暁太郎の少年時代を切り取った映像。夏の日差しの中で揺れる向日葵や、学校で過ごす子どもたちの姿とともに、ねじり棒ゼリー、固定電話、コラショの目覚まし時計、ガラケーなど平成の子どもたちの日常にあったものが随所に登場する。休みを前に学校へ置いていたお道具箱や、置き傘をランドセルに背負って帰る姿など、当時を過ごした人ならどこか覚えのある風景も丁寧に描かれているという。あわせて、劇中の小道具や少年時代の場面写真も公開された。



門脇康平監督は「まだ『平成』が終わってそれほどの時間は経っていないものの、すでにだんだん忘れつつある匂いや空気を真空パックして、劇場で観ている間だけは感覚レベルで『平成』を思い出すことができるような…そんな映画にしかできない体験を目指してつくりました」とコメント。下條友里プロデューサーは、劇中に登場する平成のモチーフについて、監督自身が実際に使用したものや制作スタッフに馴染みのあるものを一覧化し、そこから選定したと明かしている。物語のリアリティを補強するため、商品などは1社1社に許諾を取った上で作画したという。
物語は、小学三年生の春に出会った翼と暁太郎の30年にわたる友情を描く。ある日を境に暁太郎はクラスで浮いた存在となり、噂や視線に囲まれていく中で、やがて取り返しのつかない事件が起こる。
本作は2026年劇場公開予定。音楽はYaffleが担当する。
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