Ashbone Gamesが開発・販売するアクションローグライト『The Ashen OZ』。発売日は未定ながら、コンセプトアートを一目見て手を止めてしまった一本なので紹介したい。プラットフォームはPC(Steam)で、日本語に対応予定だ。
エメラルドの都は、こんなに暗くなかったはず
本作の世界は『オズの魔法使い』にインスパイアされた、歪んだ陰鬱なおとぎの国だ。絶望と消えゆく記憶が形作る夢のような世界を、血染めの靴を履き、魔女の傘を武器にした主人公が切り裂いていく。ドロシーの銀の靴も魔女の傘も知っているはずなのに、どれも見たことのない禍々しさをまとっている。
童話の暗黒化はAlice: Madness ReturnsやLies of Pが切り開いてきた道だが、「オズ」を正面から題材にしたアクションは意外と空白地帯。グロテスクなクリーチャーと物悲しい風景で描かれる「灰のオズ」は、それだけで見る価値がある。

傘パリィと「灰の骰子」が回すハイスピード戦闘
戦闘はスピード、精度、テンポの3拍子を軸にしたコンボ駆動型だ。ダッシュ、パリィ、攻撃を途切れなく繋ぎ、ジャストパリィと連携で攻撃的なプレイが報われる設計になっている。看板メカニクスの「傘パリィ」はリスクとリターンの駆け引きで、失敗時の防御的な保険は限定的。読み合いに勝ち続けた者だけが流れるように舞える。
ビルドの核は「アッシェンダイス」システムだ。サイコロの各面が異なるアビリティを与え、出目の組み合わせでシナジーを構築していく。アクションの勢いを止めずにビルドが進化していく設計で、多段階フェーズのパターン重視ボス戦がその腕前を試してくる。

タイトル:The Ashen OZ
ジャンル:ダークファンタジー・アクションローグライト
開発・販売:Ashbone Games
発売日:未定
プラットフォーム:PC(Steam)
日本語:対応予定(インターフェイス・字幕)
▶ Steamストア:『The Ashen OZ』をチェックする
「傘で受け流し、サイコロで強くなる、灰色のオズ」。この一行で説明が終わる潔いコンセプトの強さがいい。Dead CellsやENDER LILIESを愛する2Dアクション好きの琴線に触れる要素が揃っており、発売日の発表を心待ちにしたい一本だ。
(文:Indiebase編集部)
