イタリア・ローマ在住のアーティスト、ジョルジオ・サウリーニによる作品シリーズ【ROMANs】の展覧会が、2026年8月26日(水)から9月1日(火)まで、松坂屋上野店7階の美術画廊で開催される。ポップカルチャーを背景に、人生や人間らしさをテーマにした作品約40点を展示する。
注目作のひとつ「ロスト・イン・フェイス」は、顔も名前も忘れてしまったのに自分の中に残り続ける人々の存在を描き、無数の出会いに形作られてきた”今の自分”を表現した一枚。「固定概念」では、頭から離れないアイデアと向き合い答えを出さなければ次が入ってこない、という思考の性質をユーモラスに可視化している。完璧ではない人間たちの姿を肯定的に切り取る作風が、シリーズ全体を貫くテーマだ。


サウリーニは1984年生まれ、ローマ大学でグラフィック・マルチメディアデザインの学位を取得。1800年代初頭からローマで活動した著名なカメオ彫刻家トマゾ&ルイージを輩出した芸術一家の出身で、その系譜を現代のポップアートへと接続する存在として注目される。

会期は1週間限定。詳細は公式サイト(https://weareromans.com/)まで。
