ドイツのElysium Game Studioが開発、ByteRockers’ Gamesが販売するアクションRPG『NEO BERLIN 2087』。Gamescom 2026に合わせて公開されたトレーラーで、2028年にPS5 / Xbox Series X|S / PC(Steam)向けに発売されることが発表された。「サイバーパンク×ベルリン」という舞台設定だけで語りたくなる一本なので紹介したい。
2087年、壁は再び築かれた
西暦2087年のネオ・ベルリン。出自がテクノロジーへのアクセスを決定づける世界で、支配階級は最先端のサイバー技術に浸り、普通の人間はわずかなサイバーパーツしか手に入らない。富裕層は「新たなベルリンの壁」の内側で快適に暮らし、壁の外では人々が資源を奪い合い、プログラム異常で人間を襲うようになった機械の残骸が荒野を徘徊している。
冷戦の象徴だった壁を、階級と技術の分断として2087年に再建する。ベルリンのスタジオが自らこの設定を選んだことに、本作の批評精神が表れている。
被害者の最期を「追体験」する探偵
主人公は、ネオ・ベルリン警察の敏腕刑事ノーラン。警察署長の突然の殺害と、その娘ナタリーの捜索という任務を追ううち、街全体を飲み込む陰謀へと近づいていく。
捜査の目玉は、被害者の最期の瞬間を追体験する能力だ。死者の視点に入り込み、目の前で展開する過去を観察し、記憶を再構築して手がかりを掴む。戦闘はステルスと正面突破の両対応で、一人称と三人称をシームレスに切り替えながら戦術的優位を作っていく。会話の選択や行動が周囲のキャラクターと物語の展開に影響する、選択重視の設計もうたわれている。


発表トレーラーは以下から視聴できる。
タイトル:NEO BERLIN 2087
ジャンル:サイバーパンク・アクションRPG
開発:Elysium Game Studio
販売:ByteRockers’ Games
発売時期:2028年
プラットフォーム:PS5 / Xbox Series X|S / PC(Steam)
日本語対応:未定
▶ Steamストア:『NEO BERLIN 2087』をチェックする
ナイトシティでも九龍城でもなく、「壁の街」ベルリンでサイバーパンクをやる。この一点だけで本作には固有の存在意義がある。死者の記憶を歩く捜査パートはObserverやガレリアンズの系譜を思わせ、探偵ものとしての期待も高い。発売は2028年なので、長い目で対応の続報を待ちたい。
(文:Indiebase編集部)
