「怒りを誘う高難度ゲームであり、心理ホラーであり、民間伝承の悪夢でもある」。そんな触れ込みの物理演算ホラー『The Cave Diver』が、2026年8月13日にSteamで発売される。開発・販売はOvsko。日本語インターフェース・字幕にも対応している。
あらすじ
主人公の家族には、代々語り継がれてきた言い伝えがある。地中深くの洞窟の底に、あらゆる病を治す珍しい花が咲いているという。脚の麻痺すら癒すというその花を求めて、これまで多くの者がこの洞窟に足を踏み入れてきた。だが、誰一人として戻ってきた者はいない。
洞窟そのものが人を奪うのだという者もいれば、地下で蠢く太古の何か、人類よりも古い邪悪な存在について語る者もいる。プレイヤーは、その言い伝えを頼りに自ら洞窟へと潜っていくことになる。

頼れるのは自分の両手だけ
本作最大の特徴は、両手の動きだけで進む独特な操作システムだ。押し潰すような狭い石の隙間と、締め付けるような通路が入り組む迷宮を、手で掴み、身体を引きずりながら進んでいく。分岐したトンネルはプレイヤーを引き込み、時には引き返すことさえ肉体的に不可能な行き止まりへと誘い込む。
物理パズルを通して両手の動かし方や掴み方を学びながら少しずつ深く潜っていく設計で、Steamのタグにも「高難易度」「物理」がしっかり並んでいる。何度も挑戦しては死に、洞窟の構造を少しずつ把握していくタイプの高難度ゲームだ。

死体が道しるべになる
道中では粗末な標識を石に打ち込んで、自分の降下ルートを記録できる。しかし新たな死体が増えるたびに、洞窟は「少しずつ見覚えのある場所」に変わっていくという不穏な仕掛けもある。立ち往生すればそのまま岩の隙間に閉じ込められ、誰にも助けられることなく孤独に死ぬことになる。次に潜った際、前任者、つまり過去に死んだ自分自身の朽ちた遺体と遭遇する可能性も示唆されている。

基本情報
・タイトル:The Cave Diver
・発売日:2026年8月13日(Steam)
・開発・販売:Ovsko
・ジャンル:心理アクションホラー
・プレイ時間目安:3〜5時間
・対応言語:日本語(インターフェース・字幕)、英語、スペイン語、ロシア語、簡体字中国語、スペイン語(ラテンアメリカ)
・Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/3004390/The_Cave_Diver/
閉所恐怖症を刺激する圧迫感のある空間デザインと、手探りで進む独特な操作感は、ホラーというジャンルの中でも一線を画す体験になりそうだ。8月の新作ラインナップの中でも、特に異色の一本として注目しておきたい。
