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配達よりも、他人の家を覗くことが大好き。住民たちの秘密を暴くブラックコメディADV『Tom the Postgirl』10月30日発売

インディーゲームスタジオOopsie DaisiesとARTE Franceが手がけるアドベンチャーゲーム『Tom the Postgirl』が、日本時間2026年10月30日にPC(Steam)向けに発売される。Nintendo Switch版も10月29日に発売予定。日本語にも対応しており、現在Steamでは無料体験版が公開されている。

本作は、小さな村で郵便配達員として働く少女トムを主人公にした、ブラックユーモア満載のアドベンチャーゲーム。手描きの絵本のようなかわいらしいビジュアルとは裏腹に、村には常識外れの住民たちが暮らしており、奇妙で不気味な出来事が次々と巻き起こる。

郵便配達はただの口実。窓から覗いて住民の秘密を暴く

『Tom the Postgirl』の主人公トムは、村にやってきたばかりの郵便配達員。

彼女の仕事は、住民たちに荷物を届けること。しかし、トムには仕事以上に夢中になっていることがある。それは、他人の私生活を覗き見ることだ。

配達先の家に到着すると、窓やドアの隙間から中を覗き、住民たちが何をしているのかを観察する。物陰に隠れて様子をうかがったり、荷物の中身を勝手に調べたりと、その行動は郵便配達員というよりストーカーに近い。

しかも、村の住民たちも普通ではない。

犬小屋のような孤児院、チェーンソーを振り回すヒッピーのカップル、墓地でドラッグを売るハトなど、登場するのは一癖も二癖もあるキャラクターばかり。

一見すると平和な村の裏側には、想像を超える秘密が隠されている。

他人の家を覗くだけではない。庭を荒らし、荷物を開けることも

本作では、郵便配達の仕事を真面目にこなすか、それとも住民たちに迷惑をかけるかをプレイヤー自身が選択できる。

例えば、きれいに整えられた庭の花を踏み荒らしたり、住民の飾り物を盗んだり、配達するはずの荷物を勝手に開けたりすることも可能だ。

こうした行動によって、村で起こる出来事や発見できる秘密が変化していく。

ゲームはポイント&クリック形式の探索を中心に進行。手描きの背景には数多くの覗き穴や隠れ場所が用意されており、注意深く観察することで、思いがけない場面を目撃できる。

また、繰り返しプレイすることで新しい発見が得られる仕組みも採用。複数のエンディングが用意されており、プレイヤーの行動によって異なる結末へとたどり着く。

絵本のようなかわいさと、大人向けのブラックユーモアが融合

『Tom the Postgirl』のもうひとつの特徴が、独特のビジュアル表現だ。

モノクロを基調とした手描きの背景と、1コマずつ制作されたアニメーションによって、古い絵本やレトロアニメのような世界が表現されている。

しかし、描かれる内容は決して子ども向けではない。

住民たちの異常な行動や、他人の私生活を覗くという背徳的なゲームシステムには、海外の大人向けアニメを思わせる過激なブラックユーモアが詰め込まれている。

開発元は本作の作風について、子ども向けの絵本と、アメリカの大人向けアニメ番組「Adult Swim」の中間に位置するものと説明している。

また、本作はスイス・チューリッヒ芸術大学の卒業制作として誕生したプロジェクトを発展させた作品。小規模な開発チームによって制作が進められてきた。

『Tom the Postgirl』は、日本時間2026年10月30日にPC(Steam)向けに発売予定。Nintendo Switch版も展開され、日本語に対応する。

現在Steamでは無料体験版が配信されており、発売前にその奇妙な郵便配達を体験できる。

Steamストア:
https://store.steampowered.com/app/2257440/Tom_the_Postgirl/

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