インディーゲーム開発スタジオOddly Gamesが手がけるホラーアドベンチャー『Wake』の無料体験版が、PC(Steam)向けに配信されている。製品版の発売日は未定。
本作は、光と音によって周囲の世界を認識する、一人称視点の心理ホラーアドベンチャー。1人でのプレイに加え、2人でのオンライン協力プレイに対応しており、協力プレイではそれぞれ異なる方法で世界を認識しながら探索を進めていく。
「光で見る人」と「音で見る人」。同じ場所にいても見える世界が違う
『Wake』の大きな特徴は、プレイヤーによって周囲の世界の見え方が異なることだ。
2人協力プレイでは、一方のプレイヤーは光によって周囲を確認できる一方、もう一方は音を通じて世界を認識する。同じ場所を探索していても、互いに得られる情報は異なり、それぞれの視点を組み合わせることで先へ進んでいく。
音を頼りにするプレイヤーには、懐中電灯も暗視装置も用意されていない。足音や物を投げた際の音などによって、暗闇の中に周囲の地形が一時的に浮かび上がる仕組みとなっている。
ただし、音によって見えるようになった世界は、すぐに再び暗闇へと戻ってしまう。プレイヤーは限られた情報を頼りに、周囲の状況を判断する必要がある。
音を立てれば道が見える。しかし、何かにも居場所を知られてしまう
本作では、音を立てることが探索の手がかりとなる一方、大きな危険にもつながる。
足音や投げた物の音、反響音などは、暗闇に隠された周囲の環境を明らかにする。しかし、それらの音はプレイヤーの存在を、何者かに知らせることにもなるという。
探索中には奇妙なささやき声が聞こえ、見慣れた場所の様子が変化することもある。すべての音が本物とは限らず、聞こえてくる声や自分自身の知覚さえ信用できない。
開発元は、突然驚かせるジャンプスケアや決められた追跡イベントではなく、不安や疑念、音による緊張感を重視したホラー体験を目指していると説明している。
また、本作は立体音響を重要なゲームシステムとして採用しており、音の方向を聞き分けることが探索の手がかりとなる。そのため、ヘッドホンでのプレイが推奨されている。
『Wake』は、2026年10月開催のSteam Nextフェスに参加しており、現在無料体験版が配信されている。製品版の発売日は未定。



