GAME

SCP財団とは?おすすめSCPゲーム10選|世界中で広がる怪異創作の世界を解説

Indiebase編集部です。

インターネット上には、世界中の人々によって現在も書き続けられている巨大な「怪異の世界」があります。その名は「SCP財団」。

人間の言葉を話す奇妙な存在、目を離した瞬間に襲ってくる彫像、決して出口へ辿り着けない空間。科学では説明できない異常存在や現象を「確保・収容・保護」する架空の組織を中心に、膨大な物語が生み出されてきました。

今回は、SCP財団とは何なのか、その成り立ちや独特な世界観を分かりやすく解説するとともに、SCPの世界を体験できるおすすめゲーム10選をご紹介します。


SCP財団とは?

SCP財団(SCP Foundation)は、超常的な存在・物体・現象を「確保(Secure)・収容(Contain)・保護(Protect)」する架空の秘密組織、およびその世界観を共有して作品を投稿する共同創作コミュニティです。

最大の特徴は、ひとりの作家が作り上げた作品ではないこと。世界中のクリエイターが同じ世界観を共有しながら、それぞれ新しい異常存在や物語を生み出しています。そのためSCPには、一般的な小説や映画のような絶対的な「正史」が存在するわけではありません。膨大な作品が緩やかにつながりながら巨大な世界を形成していることこそ、SCPという創作文化の大きな魅力です。

Image: “SCP Foundation Logo v3” by SCP Foundation / CC BY-SA 3.0
Source: Wikimedia Commons

「SCP」とはどういう意味?

「SCP」は「Special Containment Procedures(特別収容プロトコル)」を指す略称として使われています。一方、財団を象徴するモットーが「Secure, Contain, Protect(確保・収容・保護)」です。

SCPは実在する?

実在する組織ではなく、インターネット上で発展したフィクションです。ただし、研究機関の極秘報告書のような形式(アイテム番号、オブジェクトクラス、特別収容プロトコル、説明などの項目)で淡々と記録されるため、まるで本物の機密文書を読んでいるようなリアリティを生み出しています。

SCPのオブジェクトクラスとは?

異常存在を管理するための分類です。代表的なものに「Safe(比較的安定して収容できる)」「Euclid(挙動が完全には予測できない)」「Keter(収容が極めて困難)」があります。これは「どれほど危険か」ではなく、「どれほど収容が難しいか」という考え方に基づいています。

SCP財団ゲームおすすめ10選


1. SCP: Containment Breach

ジャンル: サバイバルホラー
2012年に公開された一人称サバイバルホラー。大規模な収容違反が起きたSCP財団の施設から、危険な異常存在を避けながら脱出を目指します。後のSCPゲームや実況文化に大きな影響を与えた、ジャンルの原点的作品です。
▶ Steamストアページ


2. SCP: Secret Laboratory

ジャンル: マルチプレイヤー・サバイバルホラーFPS
収容違反後の施設を舞台に、財団職員、Dクラス職員、機動部隊、カオス・インサージェンシー、SCPなど複数陣営に分かれて戦う無料マルチプレイヤー作品。プレイヤー自身がSCPとなることもあり、毎回異なる展開が楽しめます。
▶ Steamストアページ


3. SCP:極秘ファイル

ジャンル: オムニバス・アドベンチャー
新人研究員として、さまざまなSCPにまつわる記録を追体験していくオムニバス形式のアドベンチャー。ホラーだけでなく異なるジャンルの物語を横断しながら、SCP財団の巨大な世界観をじっくり味わえる一作です。
※現在Steamでの販売は終了しています。


4. SCP: 5K

ジャンル: タクティカルFPS / Co-opホラー
SCPの世界観を本格的なタクティカルFPSに落とし込んだ作品。仲間と部隊を組み、暗い施設内を探索しながら武装した敵や異常存在に対処していきます。逃走だけでなく、銃撃戦や協力プレイを楽しみたい人におすすめです。
▶ Steamストアページ


5. 家へ帰れ、アニー:SCPゲーム

ジャンル: サイコロジカルホラー / アドベンチャー
SCP財団の下級職員アニーとなり、人工的に再現された超常現象を検証していく一人称サイコロジカルホラー。パズルや探索を通じて「なぜ財団は異常現象を複製しているのか」という謎に迫る、ストーリー重視の一作です。
▶ Steamストアページ


6. SCP: The Foundation

ジャンル: 施設管理シミュレーション
SCP財団の施設を自ら運営する管理シミュレーション。異常存在の収容、研究、人員配置、施設拡張などを行いながら、財団を管理する側の視点でSCP世界を体験できます。脱出型が多いSCPゲームの中では特に異色の作品です。
▶ Steamストアページ


7. SCP: Valravn

ジャンル: ステルス・ハイスピードアクションFPS
GOCのエリート戦闘員として、異常存在を兵器化する組織へ潜入するアクションFPS。ステルスと高速戦闘を組み合わせたゲームプレイが特徴で、従来の「SCPから逃げる」作品とは異なる攻撃的なアプローチが魅力です。(リリース日:近日登場)
▶ Steamストアページ


8. SCP Foundation: Universe Horror

ジャンル: 3Dサバイバルホラー
収容違反が発生したSCP施設を探索する3Dサバイバルホラー。限られた資源を管理しながら施設内を進み、異常存在への対処と生存を目指します。「秘密施設×怪異×探索」というSCPらしい王道の恐怖を楽しめる一作です。
▶ Nintendo Storeページ
▶ Steamストアページ


9. SCP: Fragmented Minds

ジャンル: 3Dサバイバルホラー
SCPの世界を大規模な3D空間で描くサバイバルホラー。探索や戦闘、アイテム収集などを組み合わせながら危険な環境を生き延びていきます。より現代的でスケールの大きなSCPゲームを遊びたい人に向いています。
▶ Steamストアページ


10. SCP: Nine-Tailed Fox

ジャンル: タクティカル・サバイバルホラーFPS
『SCP: Containment Breach』の収容違反を、機動部隊「Nine-Tailed Fox」の視点から描くFPS。施設から逃げるのではなく、異常存在を鎮圧する側として行動するのが特徴で、同じ世界をまったく違う立場から楽しめます。
▶ Steamストアページ


SCP好きにおすすめしたいゲーム

アノマリス/ANOMALITH

ジャンル: サバイバルTPS
リミナルスペースと昭和レトロが入り混じった奇妙な日本を舞台に、異形が徘徊する世界を調査する国産サバイバルTPS。異常現象、調査、正体不明の怪異といった要素はSCPや都市伝説系ホラーとの親和性が高く、SCPの世界観が好きな人におすすめしたい一作です。(配信予定日:2026年10月29日)
▶ Nintendo Storeページ
▶ Steamストアページ


SCP財団の世界は今も拡大し続けている

SCP財団は、ひとりの作家によって完成された物語ではありません。世界中の人々が怪異を考え、記録を書き、そこから別の物語やゲームが生まれていく巨大な共同創作世界です。

秘密施設から脱出する『SCP: Containment Breach』、財団そのものを運営する『SCP: The Foundation』、そして本格的なアクションFPSへ発展した『SCP: Valravn』など、ゲームごとに多様な解釈が展開されています。気になった作品を入り口に、SCP財団の奇妙で底知れない世界へ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

(文:Indiebase編集部)


こちらの記事もおすすめ


本記事で使用しているゲーム画面およびアートワークの著作権は、各開発元・配信元に帰属します。

RANKING
DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
RECOMMEND

関連記事

PAGE TOP