ドキュメンタリー映画『イネとカゼ』が、2027年2月27日(土)に、ユーロスペース(東京都渋谷区)ほかで全国順次公開される。2月20日(土)には、AL☆VEシアター(秋田県秋田市)で先行上映も行われる。公開決定にあわせて、特報も解禁された。製作・配給は、秋田市に本社を置くアウトクロップ。
戦後約80年、新規免許が出なかった日本酒の世界
日本酒の業界では、戦後約80年にわたって、清酒製造免許の新規発行が、事実上認められてこなかった。自由な酒造りができない状況から生まれたのが、「クラフトサケ」という新しい酒文化だ。日本酒(清酒)の製造技術をベースに、米を原料としながら、従来の「日本酒」では法的に採り入れられないプロセスを用いた、新しいジャンルのお酒を指す。
本作は、その黎明期をつくる若者たちを、5年半にわたって追いかけたヒューマンドキュメンタリー。それぞれの土地で、現場に立って手を動かし、醸造所、技術、流通をゼロから作り上げていく挑戦と葛藤、進化を描く。
3つの土地、3人の醸造家
登場する醸造家は、次のとおり。
・秋田・男鹿「稲とアガベ」の岡住修兵さん:旧駅舎を再生した醸造所を拠点に、日本酒特区の実現を目指し、業界と土地に新しい風を呼び込もうと動く
・フランス・パリ「WAKAZE」の今井翔也さん:日本酒ベンチャーを共同創業し、世界屈指の食の都に醸造所を設立。日本酒を「世界酒」へ発展させるべく、異国の地で酒を醸し、文化をつくる
・福島・南相馬「haccoba」の佐藤太亮さん:原発事故で一度人口がゼロになった小高区で、民家を改装して醸造所を構える。東北に伝わる伝統製法も取り入れつつ、ジャンルの垣根を超えた自由な酒造りで、地域の未来を見据える
日本酒離れ、縮小する市場、変わらない制度。そんな状況でも、既存の免許の枠の外で自由に発想する若い造り手たちが、議論を交わし、刺激を与え合いながら進む。彼らが手を組んで掲げる「クラフトサケ」は、日本酒という伝統を大きく揺さぶり始める。「日本酒はどこへ向かうのか」「伝統をどう受け継ぎ、どう変化させるのか」。造り手たちの挑戦は、やがて一本の流れになり、日本酒の未来へとつながっていく。



作品情報
タイトル:『イネとカゼ』
製作年:2026年
上映時間:99分
言語:日本語
公開:2027年2月27日(土)ユーロスペースほか全国順次公開
先行上映:2027年2月20日(土)AL☆VEシアター(秋田県秋田市)
監督・撮影・編集:松本トラヴィス
プロデューサー:栗原エミル、松本トラヴィス
アソシエイトプロデューサー:加藤大雅
製作・配給:アウトクロップ
出演:岡住修兵、今井翔也、佐藤太亮、生駒龍史、阿部裕太、稲川琢磨、都留康、二戸浩平、デュケット智美 ほか
©2026 Outcrop inc.
リンク
公式X
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公式Instagram
https://www.instagram.com/inetokaze
※公式サイトは準備中
