Indiebase編集部です。
インディーゲーム開発スタジオNot a Dogは、言論統制アドベンチャー『HAPPY PROPAGANDA(ハッピープロパガンダ)』を、2026年10月28日にPC(Steam)向けに発売した。WindowsとmacOSに対応し、通常価格は750円(税込)。11月7日までは発売記念セールとして20%オフの600円(税込)で販売されている。
本作は、架空の共産主義国家「ヴェスナ」を舞台に、国営放送のコメントを検閲する短編アドベンチャーゲーム。プレイヤーは放送監理官となり、新人キャスター「ハッピー・ルン」とともに、建国記念パレードまでの5日間を過ごす。
政府への批判を削除すれば国民の不満が高まり、キャスターへの悪口を放送すれば彼女の心が傷つく。国家への忠誠と一人の少女の感情、その間で難しい判断を迫られる。

政府批判を削除するか、放送するか。コメントを検閲する仕事
『HAPPY PROPAGANDA』でプレイヤーに与えられる仕事は、国営放送に寄せられるコメントの管理だ。
生放送中には、視聴者からさまざまなコメントが届く。キャスターへの応援や何気ない世間話もあれば、政府への疑問や批判、ハッピー・ルンに対する悪口も含まれている。
プレイヤーは自動検知システム「検閲くん」が拾い上げたコメントを確認し、「承認」して放送に流すか、「検閲」して削除するかを判断する。
しかし、単純に政府に都合の悪いコメントを消せばよいわけではない。
削除すべきコメントを見逃すと放送監理官としての査定が下がり、逆に検閲を厳しくしすぎると国民の不満が蓄積していく。
一方、キャスターへの批判をあえて放送すれば、国民の不満を和らげられるものの、彼女の精神的な安定が損なわれてしまう。
国家の評価を守るのか、国民の不満を抑えるのか、それとも目の前の少女を守るのか。コメントひとつの判断にも、それぞれ異なる代償が伴う。


新聞やメールから情報を集め、放送するニュースを選ぶ
プレイヤーの仕事は、生放送中のコメント検閲だけではない。
放送前には朝刊やメール、ゲーム内のウェブサイトを確認し、国内で何が起きているのかを調べることができる。
政府からの通達、ニュース、知人から届くメールなどを読み、その日の放送で取り上げる特集を選択する。
どの話題を放送するかによって、視聴者から寄せられるコメントも変化する。
国家が伝えたい情報と、国民が実際に感じていること。その違いを読み取りながら、放送内容を決めていく仕組みだ。


新人キャスター「ハッピー・ルン」と過ごす5日間。選択によって結末が変化
本作では、放送が終わった後にも重要な時間が用意されている。
新人キャスターのハッピー・ルンは、放送中には笑顔を見せているものの、仕事に対する不安や悩みを抱えている。
プレイヤーは放送の前後に彼女と会話し、仕事中には見せない本音に触れることができる。
どのような言葉をかけるのか、彼女の不安にどう向き合うのかによって、二人の関係は変化していく。
任期は建国記念パレードまでのわずか5日間。
その間に行った検閲、選んだニュース、キャスターとの会話が積み重なり、物語は複数のエンディングへと分岐する。
『HAPPY PROPAGANDA』は、2026年10月28日よりPC(Steam)で発売中。日本語を含む7言語に対応している。
通常価格は750円(税込)で、11月7日までは20%オフの600円(税込)で購入できる。
Steamストア:
https://store.steampowered.com/app/4950600/HAPPY_PROPAGANDA/
