ポーランド・ヴロツワフを拠点とするゲームスタジオAnaestheticは、開発中の心理サバイバルホラー『UNWELL(アンウェル)』を、今後数週間以内にSteamでアーリーアクセスとして公開する予定だ。
主人公のガブリエルは、喪失によって心が壊れてしまった男。すべてが終わるはずだった夜のあと、巨大な井戸のふちで目を覚まし、その底へ降りていくことを選ぶ。待っているのは場所ではなく、自分自身の心の残骸。階層ごとに、ねじれて敵意を持った精神の一部が現れ、深く降りるほど、彼を壊した瞬間に近づいていく。
階層は、勇気から恥へと、人間の精神を象徴する形で続く。恐れ、欲望、怒り、罪悪感といった感情が姿を持ち、環境も精神の崩壊を映して変わっていく。心のかけらは、生き延びようとする原初の力と、埋もれた良心という存在になって現れる。その間に立たされたガブリエル、つまりプレイヤーの選択が、どの部分を生かすかを決める。
ゲームは、拠点を守る生存パートと、探索のパートで構成される。夜ごとに拠点の破れ目をふさぎ、限られた資源を管理しながら、闇の中で迫ってくる存在をしのぐ。敵に対しては、忍び寄ってやり過ごす、気をそらす、正面から戦うといった選択肢があり、場面ごとのやり方が生存に響く。結末は1つではなく、ガブリエルの行動と、向き合うかどうかの選択で変わる。
制作にあたっては、フロイトの人格理論や、デヴィッド・R・ホーキンズから着想を得ているという。ただし、心理学の知識がなくても物語を楽しめる作りだとしている。開発チームは『Silent Hill』『Amnesia』『Darkwood』への強い愛情から生まれた作品だと話し、心理的な要素をテーマにとどめず、世界やクリーチャー、主人公の旅、プレイヤーの選択にまで影響させることを目指した。
アーリーアクセスでは、全9か所あるメインロケーションのうち4か所と、全14種類のウェルドウェラー(井戸の住人)のうち8種類が登場する。以降のアップデートで、ロケーションやクリーチャー、イベント、ゲームプレイ要素を追加していく予定で、アーリーアクセスの期間は数か月を見込む。
価格は、アーリーアクセス開始時点のボリュームに見合った設定にし、内容が増えるのに合わせて段階的に上げていくという。早く購入するほど安く手に入る仕組みだ。





タイトル:UNWELL(アンウェル)
ジャンル:心理サバイバルホラー
プラットフォーム:PC(Steam)
プレイ人数:1人
アーリーアクセス:今後数週間以内に開始予定
開発・販売:Anaesthetic
Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/2662070/Unwell/
