個人開発者L0rneが手がけるローグライク・デッキ構築ゲーム『Teufelskreis』。タイトルはドイツ語で「悪循環」を意味する言葉で、発売日は未定。Buckshot Roulette以降盛り上がる「不穏なギャンブルゲーム」の系譜に連なる一本だ。対応プラットフォームはPC(Windows / macOS / Linux)となっている。
ルーレット台も、賭けを仕掛けてくる
本作の題材は、仕組まれたルーレット。ただしプレイヤーは正攻法で勝つのではなく、カードの力で台そのものをねじ曲げて、配当を吐き出す機械に変えてしまうのが目的だ。ベットを置いたら、カードで賭けの意味を書き換える。配当を倍にし、賭け金を守り、リスピンを何度も繋いで、数字がおかしくなるまで盤面をこねくり回す。
厄介なのは、向こうも黙っていないことだ。毎スピン、台は台で独自の賭けを仕掛けてくる。色、数字、列まるごと、ときにはもっと嫌なもの。ボールが落ちる前にコストを払って上書きするか、外れることに賭けるか。読み違えれば、取り立てられるのはこちらだ。

負けに近づくほど、強くなる
台の賭けが的中するたび、プレッシャーが溜まっていく。これが限界を超えたらランは終了。ところが一部のカードはこの危険を逆に燃料にして、追い詰められるほど威力を増していく。崖っぷちで踊り続けた者だけが、本来ありえない配当を台から引きずり出せる設計だ。
デッキ構築の作法はローグライクの王道で、戦闘後のドラフト、ラウンド間の購入・強化・圧縮、ルールを歪める永続アーティファクトの収集が揃う。分岐マップで安全な卓と危険なエリートを選びながら「契約」の完済を目指す構造は、Slay the Spire系の快感をそのままカジノに持ち込んだ格好だ。しかも遊び場はルーレット台の上だけではなく、席を立って周囲を探索し、謎を解き、この機械の中で何が動いているのかを暴く要素まで仕込まれているという。

タイトル:Teufelskreis
ジャンル:ローグライク・ルーレットデッキ構築
開発・販売:L0rne
発売日:未定
プラットフォーム:PC(Steam / Windows・macOS・Linux)
言語:英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語 ※日本語のゲーム画面あり
▶ Steamストア:『Teufelskreis』をチェックする
「契約書に署名した覚えはないのに、解約だけが唯一の出口」。ストアページの端々から漂う悪魔的な世界観と、Balatro以降の「賭博×デッキ構築」の熱をルーレットでやる目の付け所がいい。続報に期待しつつウィッシュリストで見守りたい。
(文:Indiebase編集部)
