ショート映画配信サービス「SAMANSA」のオリジナルレーベル「SSTRUCK(ストラック)」が手がけた最新ショート映画『4℃の温もり(英題:Taste of Absence)』に、江口のりこさんが出演していることが明らかになった。主演は柄本明さん。柄本さんが努、江口さんが努の娘・香織を演じる。本作は、10月23日(金)から開催される「第21回札幌国際短編映画祭」の特別上映プログラムで、上映される。
物語は、最愛の妻・房恵を亡くし、孤独な日々を送る75歳の努のもとへ、最新式の「喋るAI冷蔵庫」が届くところから始まる。ひっきりなしに話しかけてくる冷蔵庫に、努は不満を募らせる。しかし、やがて彼の生活には、少しずつ変化が訪れる。

監督は、NHK「アナザーストーリーズ」などのドキュメンタリー番組やドラマの演出を手がけてきた坂田能成さん。本作が、映画監督としての初作品になる。日常の中にある親子の距離感や、妻を亡くした男の喪失を、実際の生活が垣間見えるようなリアリティを織り込みながら、温かく変化していく一人の男の姿として描く。上映時間は、27分3秒。
柄本さんと江口さんは、ともに劇団東京乾電池に縁がある。柄本さんは1976年に劇団を結成し、座長を務めてきた。江口さんは、2000年に入団して以来、映画、舞台、ドラマで活躍している。
本作は、10月6日(火)に、米国オレゴン州ユージーンのArt House Cinemasで開催された「オレゴン独立映画祭」でワールドプレミア上映され、最優秀国際映画賞(Best International Film Award)を受賞した。SAMANSAとして初の日本オリジナルのショート映画が、世界初上映の舞台で受賞した形だ。
札幌国際短編映画祭は、2006年から開催されている国際短編映画祭で、今年は10月23日(金)から25日(日)まで開かれる。『4℃の温もり』は、アウト・オブ・コンペティション上映部門の「特別上映プログラム」に選ばれた。同プログラムでは、久石譲の楽曲「Summer」を映像化したオフィシャルショートフィルムなども上映される。
なお、本作は、世界各国の映画祭を巡回している最中で、一般公開前の状態。「SAMANSA」での配信時期を含む今後の展開は、決まり次第発表される。
■作品情報
タイトル:『4℃の温もり』(英題:Taste of Absence)
監督:坂田能成
キャスト:柄本明、江口のりこ
上映時間:27分3秒
製作:SAMANSA(オリジナルレーベル「SSTRUCK」)
■特別上映
映画祭:第21回札幌国際短編映画祭(2026年10月23日〜25日)
上映日:2026年10月23日(金)18:30〜「特別プログラム」
会場:生活支援型文化施設コンカリーニョ(札幌市西区)
■リンク
札幌国際短編映画祭 公式サイト
https://sapporoshortfest.jp/
SAMANSA
https://samansa.com/
