CULTURE

石ノ森章太郎おすすめ漫画5選|特撮の原点と人間の哀哀を描き切った「萬画の王様」

Indiebase編集部です。

「漫画はあらゆる事象を表現できる」という理念から自らの作品を「萬画(まんが)」と呼び、SFから時代劇、特撮ヒーロー、お仕事ものまで、ギネス世界記録に認定されるほどの膨大な作品を世に送り出した石ノ森章太郎。彼の作品には、単なる勧善懲悪に留まらない「異形の者の哀しみ」や深い哲学が根底に流れています。

今回は、ライフワークとなった未完のSF巨編から、テレビドラマ化もされた名作ヒューマンドラマまで「石ノ森章太郎おすすめ漫画5選」をピックアップしました。

※掲載している巻数・刊行状況は、記事公開時点の情報です。
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

ヒーローの哀しみと深い人間ドラマ!石ノ森章太郎おすすめ漫画5選


1. サイボーグ009

巻数: 全27巻
死の商人である悪の組織「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」によって、兵器として改造された9人のサイボーグ戦士たち。彼らが組織に反逆し、世界の平和のために戦い続ける姿を描いた、石ノ森章太郎のライフワークにしてSF漫画の超金字塔です。国籍も人種も異なる9人が抱える「人間ではなくなってしまった哀しみ」や、戦争、人種差別、神の存在といった重厚なテーマが、時代を超えて読者の胸を打ちます。
▶ Amazon(Kindle)で読む


2. 仮面ライダー

巻数: 全3巻
世界征服を企む悪の秘密結社「ショッカー」によってバッタの改造人間にされてしまった青年・本郷猛が、脳改造の寸前で脱出し、人類の自由のためにショッカーと戦う姿を描いた作品。特撮テレビ番組の原作として描かれながらも、漫画版はテレビ版以上にダークでシリアスな展開が特徴です。「同族(改造人間)殺しの業」を背負ったヒーローの孤独と悲哀が、泥臭くも力強い筆致で描かれています。
▶ Amazon(Kindle)で読む


3. 佐武と市捕物控

巻数: 全18巻
江戸を舞台に、血の気が多いが正義感に溢れる若き下っ引きの「佐武」と、居合い斬りの達人である盲目の「市」の二人がコンビを組み、市井で起こる難事件を解決していく本格時代劇サスペンス。映画的なカメラワークや詩情豊かな風景描写、そして江戸の闇に生きる人々の悲喜こもごもを鮮やかに描き出し、第13回小学館漫画賞を受賞した傑作です。
▶ Amazon(Kindle)で読む


4. HOTEL

巻数: 全30巻
東京の超一流ホテル「東京プラトン」を舞台に、ジェネラルマネージャー・東堂や新入社員のフロントマン・赤川一平をはじめとするホテルマンたちと、そこを訪れる様々な客との間で巻き起こるドラマを描いたお仕事漫画の金字塔。「お客様は神様です」という精神のもと、プロフェッショナルたちが難題やトラブルに真摯に向き合う姿が温かい感動を呼び、実写テレビドラマとしても大ヒットを記録しました。(原案・脚本協力:大石賢一)
▶ Amazon(Kindle)で読む


5. 人造人間キカイダー

巻数: 全5巻
悪の組織「ダーク」を率いるプロフェッサー・ギルの野望を阻止するため、光明寺博士によって造られた人造人間・ジロー(キカイダー)。彼には「良心回路」が組み込まれていますが、それは不完全なものであり、ギルの吹く笛の音色によって善と悪の狭間で激しく苦悩します。「ピノキオ」をモチーフに、機械と人間の境界、心とは何かという哲学的な問いを投げかける、美しくも悲しいSFアクションです。
▶ Amazon(Kindle)で読む


自らの意に反して異形の力を得てしまったヒーローたちの葛藤、そして日常に生きる人々の温かな人間模様。石ノ森章太郎の「萬画」には、人間の弱さと強さへの深い愛情が込められており、今もなお多くのクリエイターと読者に多大な影響を与え続けています。

(文:Indiebase編集部)


こちらの記事もおすすめ


本記事の画像引用について
本記事で使用している書影・アートワークの著作権は、各出版社および著者に帰属します。
画像は各作品のAmazon商品ページより引用しています。

RANKING
DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
RECOMMEND

関連記事

PAGE TOP