ThirtyThreeが開発し、Aggro Crabが発売する『Rebounder』のSteamストアページが公開されている。発売時期は2027年予定で、現在ウィッシュリスト登録を受け付けている。
舞台は辺境の月面採掘場。地面の下には太古の時代からの貴重な資源が眠っていて、株主はとにかく掘り出せとせっつく。契約労働者は現地入りしては仕事を終えて去っていき、銀河のあちこちからブルーカラー労働者たちが、文明の果てまで次の仕事を求めてやってくる。
「リバウンダー(Rebounder)」と呼ばれるのは、そんな採掘場で荷を運ぶ配送屋のこと。毎日ブーツを履き直しては、危険地帯を全速力で突っ切り、どんな手を使ってでも大事な荷物をA地点からB地点へ届ける。ある寒い夜、駆け出しのリバウンダーが、仕事を探して町にたどり着く。

やることはシンプル。異星の動植物を掴んで投げて跳ね返り、荷物を目的地まで届ける。壁を蹴って跳ね、狙った通りにコースを決めていく爽快なアクションが軸になっている。爆発する胞子、剃刀のようなトゲ、今にも崩れそうな足場、幻覚を見せる液体、噛みついてくるゲート。行く手を阻むこれらを、着脱式ジェットパックやバズーカ、見るからに健康そうな謎の魚といった仕事道具を駆使してすり抜けていく。

ステージはテンポよく、何度でも遊べて、決まったときの気持ちよさがある。一部エリアには、腕に自信のあるプレイヤー向けの隠しチャレンジも仕込まれているという。本作はスピードランナーやレトロゲームの高難度改造で知られる「カイゾー」系クリエイターが切り拓いてきたプラットフォーマーへのラブレターで、即座のリスポーン、無制限の再挑戦、緻密に調整された操作性によって、見た目には歯が立たなさそうな難関も、意外と手の届くものに感じさせてくれる。
ビジュアルは、往年のSFコミックやZINE、印刷物の質感からインスピレーションを得たもの。ドット状の網点による古い漫画風の色付けや、印刷のズレ、インクのにじみ、紙の質感まで再現されている。音楽はシンセパンクのメロディにファズのかかったドラム、傍受された通信音などが重なり、プレイヤーの動きそのものが音楽になっていく。

一つひとつ手作業で作り込まれたステージは500以上。過酷な採掘場を6章にわたって旅していく構成で、探せば見つかる隠しの激ムズチャレンジも用意されている。最後まで、そしてクリア後も気になり続けるストーリーが用意されているという。難易度調整など、幅広い腕前のプレイヤーに配慮した設定も充実している。
■Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/3794520/Rebounder/
