個人開発者Furkan Sarıhan氏が手がけるオンラインマルチプレイヤーサッカー『Rabona』。2026年発売予定で、プラットフォームはPC(Steam)。日本語にも対応予定だ。オンライン対戦・オンライン協力に加え、画面分割のローカルプレイやRemote Play Togetherにも対応する。
台本なし、決められた結果なし。すべてが物理で決まる
本作が掲げるのは「No scripts. No predetermined outcomes.(台本も、決められた結果もない)」というコンセプトだ。選手の動きは録画済みアニメーションの再生ではなく、リアルタイムの物理計算で成立している。そしてボールは、誰の足にも「接着」されない自由な物理オブジェクト。ルーズボールの奪い合いは、駆け引きと反応の勝負そのものになる。
パスもロングボールもシュートも、一本一本が同じ軌道にならない。リアルなスピンをかけてゴール上隅へ曲げ込むもよし、飛び出したキーパーの頭上をチップで抜くもよし。タイトルの由来でもあるラボーナをはじめ、トリベラやエラシコといった技の習得も謳われている。

タックルすれば、ちゃんと転がる
サッカーは接触競技だ。本作はアクティブラグドールを採用しており、スライディングの重みで相手が倒れ、転がり、立ち上がるまでが物理の連続で描かれる。ゴールキーパーもプリセットの動きではなく、ボールに向かって実際に跳んで手を伸ばすため、セービングの瞬間は毎回予測がつかない。
芝のディテールやシュートの威力・角度に反応するゴールネットなど、スタジアムの空気づくりにもこだわりが見える。『Rocket League』や人力サッカー系の流れを汲む「物理まかせの笑いと真剣勝負」を、より生身のサッカーに寄せた一本と言えそうだ。

タイトル:Rabona
ジャンル:物理演算オンラインサッカー
開発・販売:Furkan Sarıhan
発売時期:2026年
プラットフォーム:PC(Steam / Windows)
プレイモード:オンラインPvP / オンライン協力 / 画面分割ローカル対応 / Remote Play Together対応
日本語:対応予定(インターフェイス)
▶ Steamストア:『Rabona』をチェックする
物理演算のサッカーは、上手くいけば爆笑、決まれば本物より気持ちいい。フレンドと画面分割で遊べる設計も、この手のゲームの楽しさをよく分かっている。個人開発でここまで物理に振り切ったサッカーがどう転がるのか、発売を待ちたい。
(文:Indiebase編集部)
