We Create Stuffが開発、Black Lantern Collectiveが販売する一人称ホラー『Nightmare House』。発売日は「近日配信」で、プラットフォームはPC(Steam / Windows)。シングルプレイ専用だ。日本語は今のところインターフェイスのみの対応予定となっている。
あの無料MODが、15年越しに製品版になる
ピンと来た人は、間違いなく当時プレイした人だろう。本作の原型は、Half-Life 2のMODとして一世を風靡した無料ホラー「Nightmare House 2」。海外の実況者がこぞって遊び、ホラーMODの代名詞のように扱われた作品だ。それを、当時の制作陣が自らの手で作り直す。チームはあれから『In Sound Mind』(2021年)を商業作品として送り出しており、いわば本職になって帰ってきた。
舞台は、かつての住人たちの悪夢が染みついた一軒の廃屋。プレイヤーはここに「エミリー」という強い力を持つ何者かと一緒に閉じ込められてしまう。逃げるには、彼女と向き合うしかない。機嫌を取り、信頼を築き、彼女の過去に何があったのかを解き明かしていく。原作の「家」の章を丸ごと作り直した内容で、クリアまでは3〜4時間ほど。一晩で駆け抜けられるボリュームだ。

斧は振る方向まで自分で決める。弾はほとんどない
ゲームの手触りは、あえて「2000年代初頭のホラー」に寄せている。ただの懐古では終わらず、斧を振る方向を自分でコントロールする攻撃システムを新たに搭載。銃も撃てるが弾はろくに落ちていないので、基本は斧で殴り合うことになる。
そして怖がらせ方が意地悪い。悪夢の演出がプレイのたびに変わる仕組みで、同じ場所でも次に何が出るか分からないという。音楽はFNAFの楽曲で有名なThe Living Tombstone。実はMOD時代からのコアメンバーで、今作でも心臓に悪い曲を書いてくる。

タイトル:Nightmare House
ジャンル:一人称サバイバルホラー
開発:We Create Stuff
販売:Black Lantern Collective
発売日:近日配信
プラットフォーム:PC(Steam / Windows)
プレイモード:シングルプレイ(クリア時間3〜4時間)
日本語:対応予定(インターフェイスのみ)
▶ Steamストア:『Nightmare House』をチェックする
無料MODが商業作品に化けるのは、CSやThe Stanley Parableが通ってきたゲーム史の王道だ。あの家が15年でどれだけ怖くなったのか、確かめたくないと言えば嘘になる。「No sleeping beyond this point(この先、睡眠禁止)」の看板に見覚えがあるなら、ウィッシュリストに入れて待とう。
(文:Indiebase編集部)
