CULTURE

怪談・心霊漫画おすすめ10選|幽霊・呪い・怪異に震える名作ホラー

Indiebase編集部です。

ふとした日常の隙間に潜む得体の知れない存在、因習が生み出す逃げ場のない呪い、そして静かに忍び寄る幽霊たちの影。怪談や心霊現象を描いた漫画作品には、活字や映像とはまた違った「ページをめくる瞬間のゾクッとする恐怖」と、一度読んだら脳裏に焼き付いて離れない強烈な視覚的インパクトが詰まっています。

今回は、じわじわと恐怖が迫る日常ホラーから、不条理な怪異、そして実話をもとにした心霊体験まで「怪談・心霊漫画おすすめ10選」をピックアップしました。

※掲載している巻数は記事公開時点の情報です。
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背筋が凍る恐怖と怪異の世界!怪談・心霊漫画おすすめ10選


1. 不安の種

著者: 中山昌亮
巻数: 無印 全3巻(※続編『不安の種プラス』全4巻などあり)

帰り道の暗がり、部屋の片隅、誰もいないはずの背後――そんなありふれた日常に突然現れる「得体の知れない何か(オバケや怪異)」との遭遇を、数ページから十数ページの短いオムニバス形式で描いた日常ホラーの傑作。はっきりとした理由や解決策も提示されないまま「ただ不気味なものを見てしまう」という、理不尽でジワジワとした恐怖がトラウマ級の余韻を残します。
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2. 後遺症ラジオ

著者: 中山昌亮
巻数: 全6巻

『不安の種』の中山昌亮が描く、もう一つのオムニバスホラー。「髪の毛」や「おぐしさま」という謎の土着信仰をキーワードに、時代も場所も異なる様々な人々の怪異体験が断片的に描かれます。一見バラバラに見えるエピソードが次第に一つの巨大で不気味な呪いの輪郭を形作っていく、パズルのような構成と背筋が凍るビジュアルが魅力のホラー作品です。
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3. 百鬼夜行抄

著者: 今市子
巻数: 全32巻

強い霊感を持つ主人公・飯嶋律(いいじま りつ)が、亡き祖父・蝸牛(かぎゅう)が使役していた妖魔の青嵐(父親の体を借りている)や尾白・尾黒の烏天狗たちとともに、様々な怪異や妖怪が絡む事件に巻き込まれていくオカルトファンタジー。単なるホラーではなく、妖怪たちと人間の切ない交流や、一筋縄ではいかない因縁のドラマが繊細なタッチで描かれる長寿名作です。
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4. 死人の声をきくがよい

著者: ひよどり祥子
巻数: 全12巻

病弱で霊感のある高校生・岸田純が、行方不明の末に殺害され、幽霊(生首や死体)となって現れた幼なじみの早川涼子とともに、学校や街で巻き起こる様々な心霊現象や猟奇殺人事件に巻き込まれていくホラー・ミステリー。残酷でグロテスクな怪異と、淡々としていてどこかシュールな日常が入り混じる、独自の世界観とブラックユーモアが光る人気作です。
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5. うずまき

著者: 伊藤潤二
巻数: 全3巻

日本のホラー漫画界を代表する巨匠・伊藤潤二が放つ、不条理ホラーの最高傑作。架空の町「黒渦町」を舞台に、空の雲、川の水、植物、そして人間の身体や精神までもが「うずまき」の形に浸食され、狂気に取り憑かれていく様を描きます。逃げ場のない閉塞感と、美しくもグロテスクな描写で迫る圧倒的な恐怖は、国内外を問わず高い評価を得ています。
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6. 栞と紙魚子(しおりとしみこ)

著者: 諸星大二郎
巻数: 全6巻

普通の女子高生・栞(しおり)と、古本屋の娘で猟奇的な知識が豊富な紙魚子(しみこ)。奇妙な事件が日常茶飯事に起こる「胃之頭町」を舞台に、ふたりが妖怪やクトゥルフ神話の邪神、怪人たちと遭遇する姿を描いたホラー・コメディです。伝奇漫画の巨匠・諸星大二郎による、ホラーでありながらどこかとぼけたシュールな笑いが癖になる異色の名作です。
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7. 座敷女

著者: 望月峯太郎
巻数: 全1巻

平凡な大学生・森ひろしの部屋のドアを、深夜に尋ねてきた不気味な大女「サチコ」。その日を境に、彼女はひろしの日常に執拗につきまとい、周囲の人間を巻き込んで狂気的なストーカー行為をエスカレートさせていきます。現代における「都市伝説」や「人間の狂気が生み出す恐怖」を先駆けて描き、日本のホラー漫画に多大な影響を与えた伝説のサイコホラーです。
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8. 恐之本(おそれのもと)

著者: 高港基資
巻数: 全10巻

日常のふとした瞬間に現れる幽霊や怨霊たちの恐怖を描いた、オムニバス形式の純粋な心霊ホラー。どこにでもいるような一般人が、ある日突然、理不尽に強烈な呪いや怪異に見舞われる展開がリアルで恐ろしく、「絶対に自分の背後を振り返りたくなくなる」ような臨場感があります。直球の「怖い話」を読みたい人におすすめの隠れた名作です。
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9. ほんとにあった怖い話(HONKOWA)

著者: 「ほんとにあった怖い話」委員会
巻数: 全3巻

読者から寄せられた実体験や、霊能者・霊感を持つ漫画家たちの実話をもとに描かれる実録心霊ホラーアンソロジー。いわゆる「作られた恐怖」ではなく、日常の中で本当に起きた心霊現象や不可解な出来事がベースになっているため、生々しい恐怖と説得力があります。怪談好きや心霊体験に興味がある人にとっては外せない定番シリーズです。
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10. 伊藤潤二傑作集

著者: 伊藤潤二
巻数: 全11巻

ホラー漫画の鬼才・伊藤潤二の珠玉の短編・中編をまとめた傑作集。絶世の美女でありながら何度殺しても増殖して蘇る『富江』、呪いと悪戯を愛する不気味な少年『双一』、顔の形をした巨大な風船が首を吊りに襲い来る『首吊り気球』など、世界を震撼させた名作ホラーが多数収録されています。唯一無二の不条理な恐怖と美しい画力を堪能できる必読のシリーズです。
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得体の知れない存在への根源的な恐怖と、日常がひっくり返るような不条理の世界。怪談・心霊漫画が提示する身の毛もよだつ恐怖描写と奥深いミステリーは、私たちの心の奥底にある好奇心を激しく刺激し、眠れなくなるほどのスリルを与えてくれます。

(文:Indiebase編集部)


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