Indiebase編集部です。
戦場の過酷さ、空襲や飢え、銃後の暮らし、戦争が終わったあとにも残る傷。戦争漫画には、歴史上の出来事だけでは伝わらない、人々の生活や感情が刻まれています。
今回は、戦争の記憶と現実を次の世代へ伝える戦争漫画おすすめ10選を厳選しました。
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戦争の記憶とリアルを語り継ぐ!戦争漫画おすすめ10選
1. ペリリュー ―楽園のゲルニカ―

著者: 武田一義(原案協力:平塚柾緒)
巻数: 全15巻
太平洋戦争末期のペリリュー島を舞台に、かわいらしい三頭身の絵柄とは対照的な過酷な戦場の真実を描く。死んでいく仲間の最期を記す「功績係」となった兵士の視点を通じ、極限状態での日常と人間性を問う現代戦争漫画の最高傑作です。
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2. はだしのゲン

著者: 中沢啓治
巻数: 全10巻
原爆投下直後の広島を生き抜いた少年・ゲンの力強い生を描いた自伝的名作。戦争の悲惨さや暴力の理不尽さを真っ正面から捉え、どんな苦難にあっても麦のように力強く立ち上がるゲンの姿が魂を揺さぶります。
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3. コミック昭和史

著者: 水木しげる
巻数: 全8巻
著者自身の戦争体験と、当時の日本・世界の昭和史を並行して描いた超大作。ラバウルでの出征や片腕失還といった過酷な極限体験と、政治や軍部の冷酷な動きが静かなユーモアと冷徹な視点で見事に合一した歴史漫画の金字塔です。
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4. この世界の片隅に

著者: こうの史代
巻数: 全3巻
太平洋戦争中の広島県呉市に嫁いだ少女・すずの慎ましくも温かな日常生活を描いた物語。戦況の悪化とともに迫る物資不足や空襲の恐怖の中でも、工夫を凝らして明るく生きる人々の愛おしさと戦争の残酷さが胸に深く刺さります。
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5. アドルフに告ぐ

著者: 手塚治虫
巻数: 全5巻
第二次世界大戦前後の日本とドイツを舞台に、「アドルフ」という名を持つ3人の男たちの数奇な運命を描く大巨編。ヒトラーの秘密を巡るサスペンスと、戦争という狂気が友情や人間性を引き裂いていく悲劇を描いた手塚治虫の最高峰です。
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6. 総員玉砕せよ!

著者: 水木しげる
巻数: 全1巻
太平洋戦争末期のラバウル戦線・バイエンカ陣地を舞台に、9割以上が戦死した実話を基に描かれた戦記漫画。死を強制される教条のもと、命を使い捨てにされる兵士たちの絶望と虚しさが淡々と焙り出されます。
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7. 夕凪の街 桜の国

著者: こうの史代
巻数: 全1巻
原爆投下から数年後の広島で生きる女性の葛藤と、現代を生きるその遺族たちの姿を描いた連作短編集。身体に刻まれた被爆の爪痕と、一瞬で人生を壊す原爆の理不尽さが静かで美しい絵柄を通して深く心にしみ渡ります。
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8. 特攻の島

著者: 佐藤秀峰
巻数: 全9巻
太平洋戦争末期、人間魚雷「回天」の乗組員となった若者たちの苦悩と葛藤を描く重厚な人間ドラマ。「生きるために死ぬ」という矛盾した命題に直面した青年たちが、己の存在意義と国家の理不尽に抗う姿が重く問いかけます。
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9. 戦争は女の顔をしていない

著者: 小梅けいと(原作:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ)
巻数: 全6巻
第二次世界大戦中のソ連において、兵士や看護師、狙撃手として従軍した500人以上の女性たちの証言を集めたノンフィクションをコミカライズ。男性主体の戦史からこぼれ落ちた、生々しい日常と苦悩を浮き彫りにします。
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10. あれよ星屑

著者: 山田参助
巻数: 全7巻
終戦直後の東京を舞台に、復員兵の男ふたりが再会し、闇市やバラック街で泥臭く生き抜く姿を描いたバディドラマ。戦場で負った心の傷(PTSD)や復員後の葛藤、生きることへの生々しい執着が圧倒的な画力で描かれた屈指の名作です。
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かつて確かに存在した戦時下の現実や、そこに生きた人々の言葉。過去の過ちを繰り返さないためにも、時代を超えて語り継がれる傑作の数々をぜひ一度手にとってみてください。
(文:Indiebase編集部)
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