Indiebase編集部です。
信じる者たちの共同体、教義がもたらす秩序と狂気、そして「信仰」という人間の根源的な営み。宗教やカルトをテーマにしたゲームは、単なる恐怖演出を超えて、人が何かを信じることの光と影を描き出してきました。
今回は、自ら教団を率いるものから、信仰に飲み込まれた共同体の恐怖を描くものまで、フィクションとして「信じること」を描いた5本を厳選しました。
1. Cult of the Lamb

生贄に捧げられかけた子羊が、自らカルト教団を立ち上げるという逆転の発想が光るアクション。信者を集めて説教し、儀式を執り行い、ときに生贄を捧げながら教団を大きくしていく経営パートと、ダンジョンでの軽快なローグライクアクションが組み合わさっています。かわいらしい絵柄と、教団運営のダークな中身のギャップこそが本作の真骨頂です。
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2. DEVOUR

悪魔に取り憑かれたカルト教団のリーダーを鎮めるため、信者となったプレイヤーたちが儀式に挑む協力ホラー。生贄の山羊を集めて儀式を進めるほど、狂気に堕ちた教祖の追撃は苛烈になっていきます。最大4人の協力プレイで、カルトの狂気を体感しながら声を掛け合って生き残るスリルが人気を集めています。
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3. レイジングループ

外部から隔離された山奥の集落「休水」で行われる殺戮の儀式「黄泉忌みの宴」。「おおかみ」を巡る土着の信仰と人狼ゲームの構造を融合させた和風伝奇ノベルです。死に戻りのループ能力を持つ主人公が、信仰に縛られた集落の因習をロジカルに解体していく展開は、「信じること」の構造そのものを推理の対象にした稀有な作品と言えます。
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4. ひぐらしのなく頃に

昭和50年代の閉鎖的な村「雛見沢村」を舞台に、村の守り神「オヤシロさま」への信仰と祟りの伝承が生む疑心暗鬼を描くサウンドノベルの金字塔。のどかな日常が信仰と因習によって狂気へと転落していく構成は、共同体と信仰の関係を描いた物語として今なお色あせません。出題編から解決編へと続く怒涛のシナリオが待っています。
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5. SILENT HILL f

1960年代の日本の寂れた町を舞台にしたシリーズ最新作。『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07氏がシナリオを手がけ、土着の信仰や因習が生む美しくもおぞましい狂気を、彼岸花に彩られたアートワークとともに描き出します。和の湿り気を帯びた信仰の恐怖を、サイレントヒルの文脈で味わえる一本です。
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教祖になるか、信者になるか、それとも信仰の外から共同体を観察するか。同じテーマでも、立ち位置が変わればゲーム体験はまったく別物になります。かわいい絵柄から入りたいなら「Cult of the Lamb」、物語として深く浸りたいなら「レイジングループ」がおすすめです。信じることの怖さと切実さを、ゲームというフィクションの中で覗いてみてください。
(文:Indiebase編集部)
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