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『Salt and Soil: A Frontier Family Sim』8月にSteam Playtest実施予定。一つの家族の300年を紡ぐ、開拓時代のコロニーシム

1609年から1900年のアメリカ・フロンティアを舞台に、たった一つの家族の歴史をプレイヤー自身が紡いでいくコロニーシム『Salt and Soil: A Frontier Family Sim』が、2026年8月にSteam Playtestを実施予定だ。開発はソロ開発者Roman氏によるDelosX。日本語インターフェース・字幕への対応も予定されている。


大統領でも戦争でもなく、「普通の家族」の300年

歴史はしばしば、大統領や戦争、国境の変遷を通して語られる。本作が問いかけるのは「その下で、ごく普通の一つの世帯が生きるとはどういうことだったのか」だ。

プレイヤーが導くのは、開拓地に入植した一つの家族。農場を耕し、家畜を育て、作業場を建て、交易を行い、乏しい物資と労働力をやり繰りする。食料不足、仕事、結婚、対立、死、借金、相続。家族は生き延び、変化し、世代を超えて痕跡を残していく。一人の英雄の物語ではなく、家族という単位の年代記がプレイのたびに生まれる、ローグライト構造のミニマルなコロニーシムだ。

なお本作は、2026年に250周年を迎えるアメリカ独立宣言の採択を記念して開発されているという。


毎年の締めくくりは「家族会議」

本作の中核となるのが、1年の終わりに家族がテーブルを囲む「家族会議(Family Council)」システムだ。会議の内容は、そのプレイで実際に起きた出来事から構築される。飢えか余剰か、借金か成長か。誕生、死、結婚、口論、同盟、脅威。それらが個人的なジレンマや遺恨、転機となって突きつけられ、プレイヤーの決断が「誰が牧場を継ぐのか」「家族は何を記憶するのか」を形作っていく。

家族の構成員は単なる労働力ではなく、特性、気分、人間関係、野心、遺恨を持つ。結婚し、老い、競い合い、助け合い、失望し、去り、死んでいく。当主が没すれば、残された技能も借金も評判も、次の世代がそのまま引き継ぐ。

なお、この家族会議の一部のテキストと選択肢の生成には、キャンペーンの状況に基づいた生成AIが使用されていることがストアページで開示されている。生成内容は歴史設定やゲームデータによって制約され、検証を経てから表示される仕組みだという。


変わりゆくフロンティアの中で

家族の土地の外では、世界が動き続けている。資源不足、移住の波、国境の変化、新たな入植地、市場の変動、局地的な紛争。それらはすべてプレイヤーの畑と食卓に届く。フロンティアには先住民族、近隣の入植地、商人、移民、盗賊のキャンプが共存しており、交易と協力で関係を築くか、外交で緊張を和らげるか、あるいは衝突するか。あらゆる選択が家族の安全と評判、長期的な未来に影響する。


基本情報

・タイトル:Salt and Soil: A Frontier Family Sim
・発売日:未定(Steam Playtestを2026年8月に実施予定)
・開発・販売:DelosX(ソロ開発者Roman氏)
・ジャンル:ローグライト・コロニーシム
・対応OS:Windows、macOS ・対応言語:日本語(インターフェース・字幕)を含む10言語
・Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/4551060/Salt_and_Soil_A_Frontier_Family_Sim/


Playtestへの参加を希望する人は、Steamストアページからウィッシュリスト登録とフォローをしておくと、開始時に通知を受け取れる。『RimWorld』のような「物語生成器」型のシムが好きな人、そして一つの家に流れる時間をじっくり味わうタイプの作品を求める人は、動向を追っておく価値がありそうだ。

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