気泡緩衝材「プチプチ®」の製造販売などを行う川上産業株式会社は、2026年10月1日(木)より社名を「プチプチ株式会社」へ変更した。創業58年で初めてとなる社名変更だという。

「プチプチ®」は、指でつぶすと鳴る音からヒントを得て、同社が1994年に正式に商標登録した製品。暮らしや企業活動のさまざまな場面で長年親しまれてきたブランドだ。今回の社名変更により、商品名として親しまれてきた「プチプチ」を社名に掲げ、製品と企業の価値を一体化。気泡緩衝材の名称にとどまらず、資源循環型社会を支えるブランドとして育てていく方針だという。

変更当日、公式X(@PUTIPUTI_0808)では、愛知・仙台工場のプレートを「川上産業株式会社」から「プチプチ株式会社」へ付け替える瞬間を公開。SNS上では「一発で何作ってるかわかる社名」「かわいい」「分かりやすい社名がよいよね」といった好意的な反応が多数寄せられ、Xでは話題のキーワードとして大きく拡散された。
社名変更の背景には、資源循環への取り組みがある。同社は現在、使用済みプチプチ®を資源として回収し再び製品へ戻す「ループリサイクル®」を推進。自治体や小学校、民間企業と連携してリサイクルボックスの設置を広げるほか、出前授業やイベント活動を通じて生活者が資源回収に参加できる仕組みづくりを進めている。「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」に基づく自主回収の認定も取得済みだ。

こうした取り組みの成果として、プチプチ®の再生原料使用比率は2008年度の44%から2025年度には98%まで向上。気泡緩衝材の回収量は2023年の20tから2025年には198tへ、リサイクルボックスの設置台数は2021年の20台から2025年には404台へと、いずれも大きく拡大している。今後は再生原料使用比率100%の実現に向け、改質技術や品質向上に取り組んでいくという。
代表取締役社長の安永圭佑氏は「今回、社名を『プチプチ株式会社』へ変更することは、単なる名称変更ではありません」とコメント。「『プチプチ』という多くの方に親しまれてきた言葉を社名に掲げ、私たちがこれから何をまもり、どのような社会を目指すのかを、より明確に伝えていきたい」と語っている。
■新社名概要
新社名:プチプチ株式会社
英語社名:PutiPuti Co., Ltd.
旧社名:川上産業株式会社
変更日:2026年10月1日(木)
■公式サイト
putiputi.co.jp
