藤本タツキの傑作読み切り『ルックバック』を是枝裕和監督が実写映画化。その音楽を収めたオリジナル・サウンドトラックが、映画公開翌日の2026年9月12日に日本コロムビアから発売される(3,500円・税込)。
原作は2021年に「少年ジャンプ+」で公開され、37の国と地域で刊行。2024年の劇場アニメ版は興行収入20.4億円のヒットを記録した。実写版は出口夏希と蒔田彩珠のダブル主演で9月11日公開、第83回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門への選出も決定している。
音楽を手がけるのは、『大豆田とわ子と三人の元夫』やTVアニメ『怪獣8号』で知られる作曲家・坂東祐大。是枝監督とは上映中の『箱の中の羊』に続くタッグだが、作曲のオファーは本作が先だったという。クランクイン前から始まった作曲期間は約1年半に及び、音楽の軸となるクラシックギターは朴葵姫、岡本拓也、閑喜弦介がリレーのように奏でる。参加アーティストには君島大空、石若駿らの名も並ぶ。
是枝監督はコメントで、原作でも印象的な「藤野が雨の田んぼ道で感情を爆発させるシーン」の実写化こそ勝負どころだったと明かし、坂東から届いたテーマ曲が制作の大きな指針になったと語る。撮影中、カメラカーの中で「気がついたら泣いていた」というエピソードは、音楽が本作の核であることを物語っている。
全編フィルム・四季ごとの撮影という繊細な映像世界に、一音一音こだわり抜いた音色がどう寄り添うのか。収録曲は後日告知予定。詳細はサントラ公式ページ(https://columbia.jp/artist-info/yutabandoh/discography/COCP-42743.html)まで。
