Robin Entertainmentが開発・販売するトップダウン視点の5v5タクティカルシューター『POLYSTRIKE』が正式発表された。発売日は未定で、プラットフォームはPC(Steam / Windows)。オンラインPvP専用タイトルだ。創設者のMark Mocherad氏によれば、発表からわずか2日でSteamウィッシュリストが3,000件を突破したという。
始まりはDota 2のカスタムゲームだった
本作には少し変わった経歴がある。原点は2019年に公開されたDota 2のカスタムゲームで、開発者によれば公開から最初の1週間で20万人以上が遊んだという。そこから7年、チームはコンセプトをゼロから作り直し、Unreal Engine 5で独自の世界観・勢力・キャラクター・マップを持つ完全オリジナルIPとして再構築した。
着想元として挙げられているのはCounter-Strikeのような競技性の高いタクティカルシューター。ただし移植や模倣ではなく、ガンプレイ、移動、マップ、視界のすべてをトップダウン視点のために一から設計している。反射神経よりも、情報・ポジショニング・チームワークが勝敗を分けるゲームだと謳われている。

照準の向きで視界が変わる。音が最大の情報源
システム面で目を引くのが「動的な戦場の霧」だ。視界はエイムの方向に連動して変化するため、角のクリアリングやアングルの取り合いといったタクティカルFPSの駆け引きが、見下ろし画面の上でそのまま成立する。足音の素材差や武器音から敵の位置を読む、音による情報戦も柱のひとつだ。
ヒーロー制は採用せず、役割はロードアウトで決まる。銃器、グレネード、防弾シールド、火炎放射器まで装備は自由に組め、しかも装備品はキャラクターの外見に反映されるため、相手が何を持っているかは見れば分かる。舞台となるのはIron WillとVanguardという2大勢力の戦争で、陣営ごとに武器・車両・ボイス・UIまで作り分けられている。防衛目標の巨大機械「Iron Fish」が戦況に反応して動き回るという、「生きた目標物」の仕掛けも面白い。



タイトル:POLYSTRIKE
ジャンル:トップダウン5v5タクティカルシューター
開発・販売:Robin Entertainment
発売日:未定
プラットフォーム:PC(Steam / Windows)
プレイモード:オンラインPvP
▶ Steamストア:『POLYSTRIKE』をチェックする
MOBAのカスタムゲームがスタンドアロン化して成功した例は、Dota AutochessからのオートチェスブームやCS自体の出自まで、ゲーム史に何度も刻まれている。20万人が遊んだ原型を7年かけて作り直したという本作が、その系譜に連なれるか。今後の動向を追いたい。
(文:Indiebase編集部)
