『ディスコ エリジウム』を手がけたZA/UMが開発・販売する諜報CRPG『ZERO PARADES: For Dead Spies』が、2026年5月21日にSteam配信を迎える。デモは現在プレイ可能だ。
呪われたスパイが、5年前の失敗を背負って帰ってきた
主人公は優秀なオペラントでありながら、5年前に自らが率いたチームを壊滅させた過去を持つHershel Wilk(コードネーム:CASCADE)だ。自分の失敗に囚われたまま抜け殻のようになっていた彼のもとに、謎の任務が舞い込む。「歴史の終わり」と呼ばれる町で、残虐な陰謀と「壊れたネットワーク」の断片が絡み合う事件に立ち向かうことになる。

ディスコ エリジウムの「思考キャビネット」を進化させたシステム
CRPGとしての設計は、ZA/UMの前作で高く評価された要素を引き継ぎながらさらに発展させている。特に注目すべきは「Conditioning(条件づけ)」システムだ。主人公の思考を強化して新たなアイデンティティを形成し、新しい選択肢を解放していく。開発チーム自身が「ディスコ エリジウムの思考キャビネットをスマートに進化させた」と位置づけている。
スキルチェックで情報提供者や扇動者の心を開き、得た経験で能力を成長させるというCRPGの骨格はしっかりと残しつつ、タクティカルビューで時を止めてダイスロールで運命を決する戦闘も組み込まれている。

「プレッシャー」が主人公の心身を削る
オペラントとして活動するうえで避けられないのが「プレッシャー」の管理だ。疲労、不安、せん妄のバランスが崩れれば恐ろしい結末が待ち受けるが、このプレッシャーをあえて「行使」することでダイスを有利に転がすこともできる。精神的な消耗と戦略的な活用のバランスをとる、リスクとリターンの設計が特徴的だ。

作品データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ZERO PARADES: For Dead Spies |
| ジャンル | 諜報CRPG |
| リリース日 | 2026年5月21日 |
| プラットフォーム | PC(Steam) |
| 開発・販売 | ZA/UM |
| 日本語 | 非対応 |
| デモ | あり(Steam無料公開中) |
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ディスコ エリジウムで証明した「テキストと選択の密度で世界を作る」手法が、今度は諜報という舞台でどう機能するか。5年前の失敗を抱えたスパイの物語は、5月21日に幕を開ける。デモがすでに配信中なので、気になる人は先に体験しておくのがいい。
(文:Indiebase編集部)
