Hillfort GamesがOuterslothと共にパブリッシュするナラティブアドベンチャー『LONG GONE(ロング・ゴーン)』が、2027年にSteam配信を予定している。
環境が主役のポストアポカリプス
ゾンビが発生してから数十年。郊外の街「コーヴィッド・ヒルズ」はすでに草木に飲み込まれ、かつての住民たちの姿はどこにもない。本作が描くのは、その「終わった後」の世界だ。
プレイヤーはただ廃墟を歩き、残された持ち物を手がかりに、消えた人々の秘密の人生を少しずつ解き明かしていく。「すべての物には物語がある。すべての家には秘密がある」というコンセプトが示す通り、環境そのものがナラティブの中心に据えられている。見つかるのは奇妙なものかもしれないし、悲しいものかもしれないし、「終末前に人々はいったい何をしていたのか」と疑いたくなるようなばかげたものかもしれない。

猫が秘密を見つけてくれる
旅の相棒として小さな猫が同行する。猫は危険を察知し、隠された秘密の場所を見つけ、ときには道案内もしてくれる。もちろん撫でることもできる。
ゲームプレイは街での2.5Dプラットフォームと、家屋内での完全3D探索を行き来する設計だ。戦闘はなく、ゾンビとの遭遇はすべてパズルとして解決する。探索と発見のリズムを自分のペースで楽しめる構成になっている。

モダンな3Dピクセルアート
ビジュアルはピクセルアートを3D空間に落とし込んだ「3Dピクセル」スタイルを採用している。草木が茂る廃墟の街並みと、レトロな質感のキャラクター・オブジェクトが組み合わさり、独特の雰囲気を作り出している。パブリッシャーのOuterslothは個性的なインディータイトルを手がけることで知られており、本作もそのラインナップに加わる形だ。

タイトル:LONG GONE(ロング・ゴーン)
開発:Hillfort Games
配信:Hillfort Games / Outersloth
リリース予定:2027年
プラットフォーム:PC(Steam)
▶ Steamストア:『LONG GONE』をチェックする
「ゾンビが出てくるが戦わない」「猫が相棒で秘密を教えてくれる」「残された持ち物から物語を読み取る」。ポストアポカリプスという舞台を借りて、まったく別の体験を作ろうとしている姿勢が伝わってくる。2027年のリリースが楽しみな一本だ。
(文:Indiebase編集部)
