CULTURE

弐瓶勉おすすめ漫画5選|無限の巨大建築とハードSFが織りなす圧倒的世界

Indiebase編集部です。

果てしなく続く超巨大な階層都市(メガストラクチャー)、緻密で退廃的なメカニックデザイン、そして削ぎ落とされたセリフ回しが醸し出す静寂と暴力のコントラスト。弐瓶勉の描く作品には、一度足を踏み入れると抜け出せなくなる、冷徹で美しいハードSFの魅力が詰まっています。

今回は、サイバーパンクの金字塔から宇宙を舞台にした王道ロボットアクションまで「弐瓶勉おすすめ漫画5選」をピックアップしました。

※掲載している巻数・刊行状況は、記事公開時点の情報です。
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圧倒的なスケールと緻密なメカデザイン!弐瓶勉おすすめ漫画5選


1. BLAME!(ブラム)

巻数: 新装版全6巻
人類がネットワークへのアクセス権を失い、自立稼働する建設機械群によって無秩序に増殖し続ける超巨大な「階層都市」が舞台。探索者・霧亥(キリイ)が、都市の正常化に必要な「ネット端末遺伝子」を持つ人間を求めて、果てしない旅を続けるハードサイバーパンクの金字塔です。圧倒的なスケールで描かれる巨大建造物群と、強力な武器「重力子放射線射出装置」による破壊描写が世界中を熱狂させた著者の代表作です。
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2. シドニアの騎士

巻数: 全15巻
太陽系が謎の生命体「奇居子(ガウナ)」に破壊されてから1000年後。巨大な播種船「シドニア」で宇宙を逃亡する人類の生存を懸けた戦いを描くSFロボットアクションです。地下で祖父とひっそり暮らしていた少年・谷風長道(たにかぜ ながて)が、人型兵器「衛人(モリト)」のパイロットとなり数々の死闘を繰り広げます。これまでのダークな作風から一転、ラブコメ要素や王道の熱い展開が盛り込まれ、大ヒットを記録しました。
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3. 人形の国

巻数: 全9巻
極寒の人工天体「アポシムズ」を舞台に、不治の病・人形病の蔓延と、覇権を狙うリベドア帝国の脅威に立ち向かう少年少女の戦いを描いたダークファンタジーSF。遺跡層で暮らす青年・エスローが、不思議な少女から託された「コード」を使って強力な「正規人形」へと変身し、過酷な運命に身を投じます。著者の持ち味である緻密なメカニズムと、白を基調とした美しい作画が堪能できる一作です。
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4. NOiSE(ノイズ)

巻数: 全1巻
著者の代表作『BLAME!』の数千年前(前日譚)を描いた傑作SFサスペンス。まだネット端末遺伝子が機能し、人々が正常な社会を営んでいた時代を舞台に、女性捜査官・結(むすび)がカルト教団による謎の連続殺人事件を追います。捜査の果てに明らかになる「珪素生物」の起源や「セーフガード」の誕生秘話など、『BLAME!』の壮大な世界観のルーツと謎を解き明かすための重要なピースとなる必読の一冊です。
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5. バイオメガ

巻数: 新装版全3巻
人々をゾンビ(ドローン)に変えてしまう致死性の「N5Sウイルス」が蔓延し、崩壊の危機に瀕した地球を舞台にしたハイスピードSFアクション。東亜重工のエージェント(合成人間)である主人公・庚造一(かのえ ぞういち)が、ウイルス適応者である少女を保護するため、重二輪(バイク)を駆り武装組織と激しい戦いを繰り広げます。疾走感あふれるアクションと、相棒の人語を話すヒグマ・コズロフの存在感が魅力です。
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途方もないスケールで描かれる巨大な建造物と、絶望的な状況の中で抗い生き抜く人類の孤独な戦い。弐瓶勉の漫画が提示する冷たくも美しいSF世界は、読者の想像力を遥か遠くの未来や宇宙の果てへと連れ去り、強烈な余韻を残してくれます。

(文:Indiebase編集部)


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