「地獄」を舞台にしたゲームは数あれど、ここまでファンキーで、かつ「欲張り」な作品は珍しい。
Finch Bird Studioが開発し、CRITICAL REFLEXがパブリッシングを手がける『Freaked Fleapit(フリークト・フリーピット)』は、リズムゲーム、ローグライクダンジョン探索、そしてデートシムという、一見して混ざり合うはずのない要素を一つのシェイカーに叩き込んだような作品だ。
地獄をステップで踏み荒らす「リズム・ローグライク」
本作の核となるのは、九層に分かれた地獄を攻略するアクション要素だ。しかし、ただ敵をなぎ倒せばいいわけではない。プレイヤーは、フリーピットに流れるファンキーな音楽のビートに合わせ、踊るようにダンジョンを突き進む必要がある。
・自動生成される地獄: 9つのステージはプレイするたびに構造が変化。秘密の部屋やユニークなイベントが散りばめられており、ローグライク特有のリプレイ性を担保している。
・多層的な音楽システム: プレイヤーの行動やプレイスタイルに応じて音楽が変化する動的なシステムを搭載。リズムに乗ることがそのまま戦術に直結する。

煉獄脱出のパートナーは「死ぬほど妖しい」レディたち
ダンジョン攻略の目的は、単なる生存ではない。フリーピットに住まう個性的(かつ、すでに死んでいる)なレディたちと親交を深め、最終的に「誰か一人」と一緒に地獄を脱出することにある。
・100以上のイベント: 各キャラクターには膨大な個別イベントが用意されており、サイドクエストやミニゲームを通じて信頼関係を築いていく。
・究極のご褒美: デートシムとしての側面も妥協がなく、特定のレディと関係を深めることで「究極のご褒美」が待っているという。煉獄という最悪のシチュエーションで、誰の手を取るのかがプレイヤーに委ねられる。

カオスがもたらす「没入感」
本作の魅力は、そのカオスなジャンルミックスが、不思議と「地獄という狂った世界観」と合致している点にある。リズムに身を任せて敵を倒す快感と、妖艶なキャラクターとの会話に一喜一憂する静かな時間が、絶妙なサイクルで繰り返される。
ビジュアルスタイルも、カートゥーン調の毒々しい色彩が特徴的で、インディーゲームらしい尖った作家性が爆発している。情報の洪水のような本作のシステムを乗りこなしたとき、プレイヤーはかつてない「地獄の楽しみ方」を見つけることになるだろう。

製品情報
| 項目 | 内容 |
| タイトル | Freaked Fleapit |
| 開発元 | Finch Bird Studio |
| パブリッシャー | CRITICAL REFLEX |
| ジャンル | リズムゲーム / ローグライク / デートシム |
| リリース予定 | 近日登場(近日公開) |
| プラットフォーム | PC(Steam)他 |
※本記事内の画像は、本作のSteamストアページにて公開されているスクリーンショット画像を使用しています。
