Indiebase編集部が注目のタイトルを独自の視点で深掘りする「Indie Focus」。今回スポットを当てるのは、不条理かつ独創的な世界観でカルト的な人気を誇るRusty Lakeの最新作『Servant of the Lake』だ。
「キューブエスケープ」シリーズや『Underground Blossom』で多くのプレイヤーを悪夢の深淵へ突き落としてきた開発陣が、今作で用意した舞台は、シリーズファンには馴染み深い、あの不気味なヴァンダーブーム邸。プレイヤーは一族の使用人として、錬金術の野望に燃える兄弟に仕えることになる。
ヴァンダーブーム邸の「日常」を支える、使用人という視点
本作は、名作『Rusty Lake: Roots』の数十年前を描く前日譚的な物語だ。プレイヤーの役割は、オルダスとウィリアムのヴァンダーブーム兄弟が暮らす屋敷の「使用人」として、まもなく到着するお客様を迎え、日々の家事をこなすこと。
しかし、この屋敷での仕事は普通の家事とは一線を画す。
- シュールなパズルの数々: 「家族の肖像画をまっすぐにする」「洗濯をする」といった日常的な雑務から、常軌を逸した「複雑な実験の補助」や「一風変わった後始末」まで、ラスティレイクらしい不条理な謎解きがプレイヤーを待ち受けている。
- 錬金術の野望への加担: 訪問者が快適に過ごせるよう気を配りながら、その裏で一族が追い求める禁断の知恵――錬金術の野望を密かに手助けしていくことになる。

パズルの裏に潜む、血塗られたドラマ
欧州メディアEurogamerが「睡眠不足になるほど魅力的な、マカブル(死の、恐ろしい)なアドベンチャー」と評するように、Victor Butzelaarによる心に響くサウンドトラックに乗せて描かれるのは、美しくも残酷な一族の歴史だ。
ラスティレイク作品の真の魅力は、一見すると無機質なパズルの裏側に、血の通った(あるいは血塗られた)濃厚なドラマが隠されている点にある。前作『Roots』で一族の系譜を辿ったプレイヤーにとって、その数十年前を使用人の視点で体験できる本作は、これまでの断片的な記憶が繋がり、パズルのピースがカチリとはまるような快感をもたらしてくれるはずだ。
一族の世話をしながら屋敷の各部屋を探索し、潜んでいる秘密を解明する旅。あなたはこの奇妙で恐ろしい週末を生き延びることができるだろうか? 錬金術の釜をかき混ぜる準備は、もうできているだろうか。

製品概要
| 項目 | 内容 |
| タイトル | Servant of the Lake |
| 開発 / パブリッシャー | Rusty Lake |
| リリース日 | 近日登場 |
| ジャンル | ポイント&クリック式アドベンチャー |
| プラットフォーム | PC(Steam) |
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※本記事内の画像は、本作のSteamストアページにて公開されているスクリーンショット画像を使用しています。
