Indiebase編集部が注目のタイトルを掘り下げて紹介するシリーズ「Indie Focus」。今回取り上げるのは、ODIUSが開発する『ZOMBUTCHER: Monster Business Simulator』だ。
本作は、ルイジアナ州の静かな町で「肉屋」を営むゾンビとなり、人間社会に溶け込みながら裏で「モンスター専用の闇ビジネス」を運営する、異色のステルス・アクション経営シミュレーターである。
昼の顔:街一番の「フレンドリーな店主」
太陽が昇っている間、あなたは善良な市民を装わなければならない。農家から仕入れた「普通の肉」を切り分け、袋に詰め、笑顔(ゾンビなりの)で人間に販売する。
- ショップ運営: 精肉のスキルを磨き、機材をアップグレード。
- カモフラージュ: 疑われないよう、完璧な肉屋の店主として振る舞う。
しかし、店にやってくる「夜の客」が求めているのは、ベリーのスムージーではなく新鮮な血のボトルだ。

夜の顔:闇を駆ける「人肉ハンター」
日が沈むと、真の仕事が始まる。影を味方につけ、夜のパトロールを避けながら、暗い路地裏で「特別な素材」——つまり人間を狩る。
- ステルスアクション: あなたは最強のモンスターではない。影に潜み、隙を突いて獲物を仕留める知略が求められる。
- リソース回収: 脳みそや肢体、血液など、他のモンスターが必要とする資源を調達し、解体・加工していく。
「人肉は鶏肉に似た味がする」という冗談のような設定を、シビアな資源管理とステルスで見事にゲームプレイへと昇華させている。

腕も足も「借り物」で強くなる
ゾンビであるプレイヤーにとって、肉体は消耗品であり、カスタマイズ可能なパーツだ。
- パーツ交換: 10種類以上の腕や脚を付け替えることができる。
- 能力拡張: 誰かから「借りた」手足によって、新しいアビリティをアンロックしたり、見た目を自由に変更したりすることが可能だ。

究極の「地産地消」を目指して
消費者の欲求は日々エスカレートしていく。より高品質な素材(ターゲット)を探し出し、店を拡張し、機材を強化して、闇のマーケットで一流の供給者を目指そう。
「昼は人々のために、夜は人々から」。この狂気じみたサイクルを綱渡りするように生き抜く背徳感こそ、本作最大の魅力と言える。

製品情報
- タイトル: ZOMBUTCHER: Monster Business Simulator
- 開発元: ODIUS
- パブリッシャー: Loopr Partners
- ジャンル: ステルス / 経営シミュレーション / アクション
- プラットフォーム: PC(Steam)
- リリース日: 発表予定(日本語対応予定)
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※本記事内の画像は、本作のSteamストアページにて公開されているスクリーンショット画像を使用しています。
