Noodle Cat Gamesが開発・パブリッシングを手がける協力型アクションRPG『Cloudheim（クラウドハイム）』が、本日12月5日よりPC（Steam／Epic Games Store）にてアーリーアクセスを開始した。
本作のコンセプトは「破壊して、作って、生き延びろ。」神々の戦争「ラグナロク」により崩壊した世界を舞台に、最大4人の仲間と共に秩序を取り戻す戦いへ挑む。爽快かつ重厚な共闘アクションが、いよいよ本格始動する。
物理演算が「手応え」を変える。戦略的破壊とクラフトの融合
『クラウドハイム』の最大の特徴は、重量感あふれる物理演算アクションと、自由度の高いクラフトシステムの融合にある。 戦場では、単に剣を振るうだけでなく、モンスターの上に柱を落としたり、竜巻に巻き込んだりといった、物理挙動を利用したダイナミックな戦術が可能だ。一撃の重み、衝撃、そして敵が吹き飛ぶ挙動は、爽快さと緊張感を兼ね備えた確かな「手応え」としてプレイヤーに伝わる。
また、プレイヤーは素材とレシピを集め、武器や装備、ツールを自由にクラフトすることで、自分だけの戦闘スタイルを作り出せる。作成したアイテムは戦闘だけでなく、売却して旅の資金源にすることも可能だ。最大4人の協力プレイでは、役割分担やスキル連携が不可欠となり、仲間との連携こそが攻略の鍵となる。
元Fortniteリードデザイナーが描く、現代の開発スタイル
開発を率いるNoodle Cat GamesのCEOは、Epic Gamesの元創設メンバーであり、約10年にわたり『Fortnite』のリードデザイナーを務めた経歴を持つ人物だ。 この実績は、サバイバルクラフトのループに、協力型の物理演算アクションRPGバトルを融合させるという、本作のゲーム設計の核に色濃く反映されている。また、スタジオは「量より質」を重視し、AIツールのような新技術をクリエイターの代替ではなく、チームの作業を支援・加速させるために活用するという、現代的かつ健全な開発方針を掲げている。
アーリーアクセス版の内容と今後のロードマップ
本日より開始されたアーリーアクセス版では、メイン島の探索、クラフト、ダンジョン＆ボスバトル、そして1〜4人のオンライン協力プレイといった、ゲームの核となる要素を一通り楽しめる。 開発チームは今後、新島「Myrkstorm」「Pyregard」の追加をはじめ、新武器、新アビリティ、天候システムやシーズンイベントなど、プレイヤーのフィードバックを反映した継続的な大型アップデートを予定している。
なお、リリースを記念して、現在Steamでは通常版が10%オフの3,060円で購入できるセールが実施されている。
Steam URLはこちら https://store.steampowered.com/app/2070270/_/